ミラジーノの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | ダイハツ | ||
車名 | ミラジーノ | ||
10.15モード燃費 | 20.5km/L | ||
エコカー減税 | -%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1515mm | 4.4m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
1850mm | 1275mm | 1250mm | 780kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
-万円 | 27.5〜90.0万円 |
クラシカルなデザインで人気を集めたミラジーノ!
ミラジーノは、ダイハツから1999〜2009年にかけて販売されていた軽2BOXハッチバックカーです。ボンネットを長くキャビン部を短くして独立させたクラシカルなデザインが、大きな特徴となっています。
ミラジーノはネーミングからも分かるようにミラから派生した車種です。初代はミラと共通のボディを使用していましたが、フルモデルチェンジした2004年からはジーノ専用ボディが与えられ、より個性的なスタイルが確立されました。
往年のミニを思わせるフォルム!
軽自動車はボディサイズが規格で定められているので、共通のプラットフォームに異なったボディデザインを載せれば派生車種を次々と開発できるメリットを持っています。
ミラジーノもこのメリットから誕生した車種で、キャビンの居住性よりもデザインを重視したモデルに仕上げられています。
特に2代目は、フロントのAピラーを立ててリアのCピラーをやや寝かせ、キャビン部がセダンのように独立して見えるクラシカルなデザインがとられており、見た目、初代のミニによく似たフォルムとなりました。
ダイハツは、メインユーザーのイメージとして「友達感覚の母娘」を掲げていましたが、むしろ往年のミニに憧れる若年層男性から大きな支持を受け、ミニのレプリカとして改造する人やカスタムショップが多く現れました。
車内は狭いがウッドパネルを多用するなど上質感たっぷり!
2BOXハッチバックスタイルなので、車内は決して広いとは言えません。車内長1850mmは現在でも販売されている同じ2BOXハッチバックのミラより150mmも短いので、後部席のニースペースはどうしても余裕がなくなり、後部シートの背もたれを前倒させても、ラゲッジルームは狭いので大きな荷物を積載できるユーティリティ性もありません。
元来、車内が狭くなることを前提にしてデザインを優先した車なので、購入するユーザーもユーティリティ性能の低さはある程度の理解が必要となりますが、その分、インテリアの質感は高く、ハイグレードになると現在の軽自動車でもトップクラスに入る上質感が与えられています。
2代目のラインナップに加えられたプレミアムXは、インパネのデザインに変更はないものの、ウッドパネルをインパネ全体に張り、さらにシフトノブやステアリングまでウッド調に変えています。
ちなみにステアリングはMOMO製で、中央に大きなロゴを配置しているところに時代性が感じられます。
キャストはミラジーノのセルフオマージュ!
ミラジーノは好調な販売成績を残しましたが、ダイハツが意図するターゲット層、「友達感覚の母娘」へのアピールが少なかったことから、ミラジーノのポジションは女性的なデザインとなったミラココアへ引き継がれました。
しかしミラジーノに対する人気は依然高く、再発売の声も多かったため、ダイハツがセルフオマージュ(自社の人気車種を新型モデルとして開発・販売すること)としてキャストのスタイルを発売しました。
スズキは「Kei」からハスラーを、ホンダは「N360」からN-ONEをセルフオマージュとして販売するなど、かつての名車を現在のデザインで蘇らせる手法は、ダイハツに限らず各社で行われています。
キャストはトールワゴンですが、確かに丸目のヘッドライトカバーや丸みを帯びた台形のラジエーターグリル、AピラーとCピラーの処理方法などはミラジーノを彷彿とさせます。
中古車市場に車数は豊富だが日常的に使うなら2代目の選択がベスト!
ミラジーノは好調な販売成績を残したこともあって、中古車市場には豊富な車数が出回っています。価格帯は幅広く、安価であれば初代を20万円前後から、2代目は50万円前後から購入することができます。
安価な車種はミニのレプリカ的改造を行うには最適の車種ですが、走行距離10万km前後の車種が多いので、日常的に使うつもりであれば2005年以降の2代目を購入した方が無難です。走行距離4〜5万kmの車種は、55〜75万円の範囲内で購入可能です。
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