サンバーバンの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | スバル | ||
車名 | サンバーバン | ||
JC08モード燃費 | 16.0〜18.0km/L | ||
エコカー減税 | 0〜60%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1790〜1875mm | 4.2m |
荷室長 | 荷室幅 | 荷室高 | 車両重量 |
1860mm | 1315mm | 1235mm | 910〜1010kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
93.4〜165.5万円 | 38.5〜139.8万円 |
軽商車に最新の予防安全装置を搭載したサンバーバン
スバルの軽商用車サンバーバンはダイハツからハイゼットカーゴのOEM供給を受けて販売している車種です。
ハイゼットカーゴが2017年11月に一部改良したことを受け、サンバーバンもマイナーチェンジを実施しました。
主な改良点はフロントマスクのフェイスリフトと衝突回避支援システムの最新版「スマートアシストV」の搭載モデルを設定したことです。
シャープなデザインになったフロントマスク
前期モデルのフロントマスクは曲線的構成でしたが、フェイスリフトによってシャープな顔つきになりました。
水平基調のデザインでラジエターグリルの面積を大きく取り、台形にして左右バンパーを分割化、フロントからサイドフェンダーに続くラインは彫刻刀で削ったような角張ったフォルムをしており、前期モデルとの差異化を明確にしています。
ストップランプやコーナーランプなどをLED化しているのも今回のマイナーチェンジの特徴で省電力に貢献しています。
とくに上級モデルとなるVCターボはヘッドライトにもLEDを使っており、ロービームとハイビームを上下2段に分け、左右バンパーにLEDフォグランプを設置しました。走行面だけでなく見た目でもハイグレードの風格を備えています。
リアにコーナーセンサーまでつけた予防安全装置をグレード設定
サンバーバンのライバル的存在となっているスズキのエブリイは2015年のフルモデルチェンジで軽商用車初となる予防安全装置「レーダーブレーキサポート装着車」を設定しました。
サンバーバンはこれまで予防安全装置の設定グレードがなく、エブリイに対するウィークポイントになっていました。
今回のマイナーチェンジによる「スマートアシストV」装着車設定はその欠点を補うものとして期待されています。
スマートアシストVはフロントガラス上部に設置されたステレオカメラによって前方の歩行者や障害物を検知、衝突の危険性があると衝突警報をドライバーに伝え、次に1次ブレーキを効かせます。
ドライバーに停止や減速の意思が見られない場合はさらに被害軽減ブレーキを働かせ、最終的には緊急ブレーキをかけるという4段階で衝突を防止または軽減させます。
またリアバンパー左右にはコーナーセンサーを設置しています。
後方約2〜3mに障害物があり、シフトポジションを「R(後退)」に入れたままアクセルを強く踏み込むと急発進を抑制してドライバーに警告音と警告灯で注意を喚起します。
これらのシステムによって国が推奨する安全運転機能を搭載した統合的な名称「サポカーS」に認定されました。
運転席回りには小物収納に便利なポケットを多数装備
荷室の大きさに変更はありません。荷室長1860mm、荷室幅1315mmの容量にはパンケースを66個、ビールケースは36個、みかん箱であれば65個が搭載できます。
リアゲートの開口高は1155mm、開口幅は1335mmあり、荷室フロア高は635mmに抑えられているので荷物の積み下ろし作業を比較的簡単に行えるのも特徴のひとつです。
配達や現場作業が多くなるほど領収書や納品書、作業用小物が必要になり、どうしても車内は乱雑になりがちですが、サンバーバンにはそれらをすっきりと整理できる収納場所が運転席回りに用意されています。
フロント上部には運転席から助手席まで続くオーバヘッドシェルフがあります。
ボックスティッシュが入るほどの高さでデザインされており、底面がメッシュ状になっているので中身が見え、取り出しをスムーズに行えます。
また助手席トレイは大開口面積、インパネにはセンターポケット、コンソールやドアトリムにもポケットがある他、サイドミラー内側部分にはペン&カードホルダーまで設置されています。
本家ダイハツでも販売されていない個性的なオープンデッキ
サンバーバンとハイゼットカーゴの相違点はフロントやリアのエンブレムだけですが、サンバーバンにはOEMの本家ダイハツでも販売していないオープンデッキがあります。
キャビンは4人乗り、荷室はトラック仕様になっている個性的な車種です。
後部席ドアはスライド式でシートを跳ね上げるとフラットな荷室になります。
荷台のゲート開口部幅は1305mm、ゲート高は385mmあるので、商用でも個人的な趣味のクルマとしてでも、使い方次第ではユーティリティ性のある車種になります。
スバルと同じくダイハツがOEM供給を行っているトヨタのピクシスバンにもオープンデッキはないので、国内では唯一の車種となります。
スバル自社製造のサンバーバン中古車は依然として高値傾向
キャブオーバー型の軽商用バンは中古車市場で人気があるため、OEM車種といっても販売価格は高値傾向です。
マイナーチェンジが2017年11月なので現行モデルはほとんど出回っていませんが、前期モデルでも型落ち感が少なく商用には大きな差がないので多少、走行距離が伸びていても値下がり感が少ない状況になっています。
とくにダイハツからOEMを受ける以前のスバルが自社製造していたサンバーバンは人気が高く、すでに7〜8年落ちでも130〜140万円が中心価格帯となっています。
OEM車は3万km以内でターボ装着モデルが100〜110万円、ノンターボは80〜90万円が相場です。
サンバーバンは流通している車数が少ないので、用途に合わせた最適な車種がない場合はハイゼットカーゴを並行して検討材料に入れれば選択肢が広がります。
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写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | スバル | ||
車名 | サンバーバン | ||
JC08モード燃費 | 14.8〜17.2km/L | ||
エコカー減税 | 0%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1875mm | 4.2m |
荷室長 | 荷室幅 | 荷室高 | 車両重量 |
1860mm | 1315mm | 1235mm | 890〜950kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
93.6〜144.0万円 | 39.8〜159.5万円 |
ダイハツからハイゼットカーゴのOEMを受けて販売しているサンバーバン!
スバルのサンバーは商用車のブランドで、初代は1961年に発売された長い歴史を持ちます。しかしスバルがトヨタのグループ企業になったことによってスバルは軽自動車業界から撤退、サンバーも6代目まで続きましたが、2012年の2月に生産を終了しました。
約1ヶ月のブランクを経て7代目の現行車が発売されましたが、これはダイハツからのOEM供給車で元車はハイゼットカーゴとなります。
軽商用バンの市場ではスズキのキャリイと二分する人気車種ですが、フルモデルチェンジが2004年とやや古いため、2013年にフルモデルチェンジしたキャリイに積載能力や燃費効率で差をつけられていることは否めません。
荷室には左右対称位置に16ヶ所のユースフルナットとホール!
荷室のフロア長は1950mm、荷室幅は1375mm、荷室高は1235mmあるので、店舗の配達などの用途では十分なスペースを持っているといえます。
この空間に積載できる荷物を具体的に表すと、パンケースは66、ビールケースは36、みかん箱であれば65個、畳は平積みにして8枚を積むことができます。さらに助手席の背もたれを前倒させると荷室長は2630mmまで広がるので、6畳用カーペットをロール状にすれば積載可能となります。
軽商用バンは仕事の用途に合わせて荷室の改造をするケースがよくあります。サンバーはその改造を容易に行えるように、荷室にユースフルナットとホールを左右対称に16ヶ所設けています。
最近は軽商用バンを車中泊できるように改造することが流行っていますが、このナットとホールを有効活用すれば仕事用のアレンジだけでなく、趣味の楽しみを広げることができます。
またディーラーオプションにはシステムバーセットやオーバーヘッドネット、荷室フックなどが用意されており、これらを装着するだけでもユーティリティ性能が格段に高まります。
最小回転半径4.2mの操縦性能!
ホイールベースは2450mmと軽自動車の中ではトップクラスの長さに設計されています。特に前輪はクラッシャブルゾーンの最先端に位置しているので、荷物を最大限に積載している時でも安定した走行を可能にします。
一般的にホイールベースが長くなると小回りが効かなくなるのですが、サンバーバンのセミボンネット部分は、クラッシャブルゾーンのため内部に部品が少なく、タイヤの切り角度を大きく取れるという利点を持っています。
この利点が活かされ、最小回転半径は4.2mまで縮めることができました。路地の多い住宅街でもスムーズに配達することができます。
サンバーバンだけのグレードとなるオープンデッキG!
サンバーバンには、OEMの元車であるハイゼットカーゴのグレードにはない、オープンデッキGがあります。これは4人乗りのキャビンとトラックのように開放された荷室で構成されている商用車で、国産車の中でも特異なスタイルといえます。
キャビン部の操作性に違いはありませんが、後部席の背もたれは直立しているので居住性は悪く、しかもオープンデッキの荷室は狭いので商用車としての実用性はあまりありません。しかしスタイリングは商用車にしておくのがもったいないほど個性的です。商用車を個人的趣味で改造するには最適な車種といえます。
中古車市場ではスバル製サンバーバンが人気高騰中!
サンバーバンは中古車市場に多く出回っていますが、その多くは2012年まで販売されたスバルの自社製造最後のモデルで、OEM供給後の車種は極端に少ないのが現状です。
スバル製サンバーバンはリアエンジンのレイアウトや直列4気筒のエンジン、独立懸架のサスペンションなど軽自動車の中でも優れた性能を持つことから、軽商用としてだけでなく、改造を趣味とする人たちの間で高い人気を集めています。
特に絶版車となった現在、中古車市場では販売価格が右肩上がりの傾向が続いており、2012年登録モデルで走行距離2〜3万kmの場合、新車販売価格と同等、またはそれ以上の価格で、135〜150万円が相場の中心価格帯となっています。
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