オッティの評価・レビュー
- 執筆者 モータージャーナリスト 金子
- (@car_kaneko)
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | 日産 | ||
車名 | オッティ | ||
JC08モード燃費 | 17.0〜21.2km/L | ||
エコカー減税 | -%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3395mm | 1475mm | 1550mm | 4人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1895mm | 1275mm | 1290mm | 660cc |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
-万円 | 15.5〜69.5万円 |
オッティはオールラウンドの性能を持つ女性向け2BOXハッチバック!
日産のオッティは、三菱からeKシリーズ(ワゴンとスポーツ)のOEM供給を受けて2005年から2013年まで販売していた2BOXハッチバックカーです。
女性層をターゲットとしたエントリーモデルですが、シンプルな外観からは想像もつかないほど細かい点まで作り込まれており、ユーティリティ性に優れたオールラウンダーとして人気を集めました。
日産と三菱の軽自動車における関係は、その後共同出資による合弁外車NMKVに引き継がれ、ここで開発された車種が日産ではデイズシリーズ、三菱ではeKシリーズとして現在も販売されています。
全高は立体駐車場に入庫できる1550mm!
エクステリアは、直線的な面構成の典型的な2BOXのフォルムで、一見平凡に見えますが、細部まで操作性を重視したデザインであることが伺えます。
全高はトールワゴンの基準となる1600mmではなく、あえて1550mmに設定しました。これは都市圏における立体駐車場にギリギリで入庫できるサイズです。
フロントウインドウはドライバーの頭上まで見渡せる広い面積を持ち、Aピラーを細くしているので両サイドの視界を十分に確保、さらにベルトラインを下げてサイドウインドウの面積も広くしているので、外観内観ともに開放感を与えてくれます。
居住性を重視した車内空間!
スクエアなキャビンデザインは車内の快適席も確保しています。サイド面が直立しているので、前席、後席ともに肩の部分に余裕ができるので、ゆったりとした座り心地を味わえます。ユーティリティ性を重視しながらも前席と後席のシートは厚みがあり、長時間のドライブでも疲れを軽減してくれます。
シートアレンジは一般的なトールワゴンと同じで、前席のヘッドレストを外して後倒すれば、フラットスペースを作る事ができる他、後席の背もたれは左右独立なので3人乗車と長い荷物の同時積載も可能です。
4名乗車時のラゲッジルームは決して広くありませんが、それでもベビーカーをたたまずに立てたままで積める高さを確保しています。
エントリーモデルとは思えないほど充実した車内装備!
車内装備には定評のある三菱だけに、上質にまとめられているのも魅力のひとつです。
運転席は、身長の高い人や低い人でもベストポジションが取れるようにシートリフターを装備、エアコンは女性に嬉しいオゾンセーフ機能がついており、車内照明はエンジンのオン・オフやドアの開閉に連動して自動的に点灯するなど、エントリーモデルとは思えないほど充実しています。
また、ヘッドライトを消し忘れたままキーをオフにしてドアを開けると自動的にヘッドライトを消灯させるヘッドランプオートオフ機能や、ウインカーレバーに1度軽く触れるだけでターンランプが3回点滅するコンフォートフラッシャーもついており、運転の操作性でも配慮が行き届いています。
状態の良い車種でも比較的安価で買えるオッティの中古車!
オッティは立体駐車場に入庫することもできてトールワゴンに匹敵するユーティリティ性を持っていたので、販売成績は好調を維持しました。この影響で、中古車市場には豊富な車数が出回っています。
エントリーモデルということもあって新車販売価格が安かったために、中古車市場でも状態の良い車種を安価で購入することができます。
最終登録年度となる2013年式で走行距離1〜2万kmでも60〜70万円、2008〜2009年登録モデルで走行距離4〜5万kmの場合、30〜40万円が相場となっています。
なお、オッティにはインタークーラー付きターボチャージャーを装着したスポーツモデルのRSがあります。このグレードは男性向けの装備となっており、フロントマスクの形状も変更されています。
他のグレードよりやや高めの設定になりますが、それでも2012年登録モデルで走行距離2万km前後という状態の良い車種が、70〜80万円の範囲内で購入可能となります。
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