シフォンの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | スバル | ||
車名 | シフォン | ||
JC08モード燃費 | 26.0〜28.0km/L | ||
エコカー減税 | 75〜80%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1835mm | 4.4〜4.7m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2215mm | 1345mm | 1455mm | 920〜960kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
128.5〜155.4万円 | ー万円 |
ユーティリティ性の高いミラクルオープンドアを備えたシフォン
スバルのシフォンは小さな子供とその母親が快適なカーライフを送れるために開発されたスーパーハイトワゴンです。
現在スバルは軽自動車を製造していないので、同じトヨタ傘下企業のダイハツからタントのOEM供給を受けて販売しています。
ただし、タントはこれまでトヨタにも供給されなかった人気車種で、シフォンが初めてのOEM車となります。
左サイドの開口部は1490mmと圧倒的な広さ
OEM元車となるタントと相違点はほとんどなく、フロントのメーカーエンブレムとリアの車名ブランドバッジだけが変更されており、タントの大きなセールスポイントであるミラクルオープンドアも引き継がれています。
センターピラーのない左サイドは助手席ドアと後部スライドドアを開口すると1490mmもの広さになり、高い利便性を発揮します。
後部席にチャイルドシートを備え付けておけば小さな子供が寝てしまっても抱いたままチャイルドシートに座らせることができ、雨の日は傘をさしたまま車内に入れるので乗降の際に濡れる心配がありません。
多彩なアレンジが可能なシートを倒せば左サイドから27インチの自転車やカーペットなどの長尺荷物も積載できます。
駐車場でバックスペースがなく、リアハッチドアが開けられない時など大変、重宝します。まさに小さな子供と母親のカーライフを考えた機能といえるでしょう。
センターピラーがなくても高いボディ剛性と安全性
ミラクルオープンドアを見るとセンターピラーがない分、ボディの剛性に不安を覚える人もいます。
軽自動車で全高1.7mを超すスーパーハイトワゴンの場合、センターピラーはルーフを支える役目だけでなくボディの剛性を保つための役割も果たしています。
シフォンはセンターピラーを取り除くと同時に助手席側ドア後端部と左側スライドドア前端部に現在のクルマに使われている鋼板の中ではもっとも強く、しかも軽量化が図れられている超高張力鋼板のピラーを内蔵して、センターピラーのある車種と同等以上のボディ剛性を実現しました。
またセンターピラーは横からの衝撃から乗員を保護する役割もありますが、これもドア内に補強材のインパクトビームを内蔵して衝撃対策を施しています。
圧迫感のない快適な車内空間
運転席は圧迫感がないようにフロントガラスまでの距離を87cmとたっぷり取り、ヘッドクリアランスも23cmと余裕の空間を確保しています。
前後乗員間距離は112cm、左右独立の後部席は24cmのスライド幅と背もたれにリクライニング機能を備えたので母親が運転、父親が子供の面倒を見ている時でも足を組めるほどの快適性を実現しています。
広いガラス面積は圧迫感の解消につながりますが、反面、夏の暑い日差しは子供の健康状態だけでなく母親の肌対策にも大きな影響を与えます。
シフォンはスーパーUV&IRカットガラスをフロントウインドウとフロントドアガラスに採用、紫外線や赤外線を効果的に遮断して肌への刺激を軽減すると同時に車内の温度上昇を抑え、エアコン効率の向上と好燃費に貢献します。
またスライドドアガラスには格納式のサンシェードを装備、後部席でも眩しい日差しを避けることができ、冬場は足元にリアヒーターダクトがあるので季節を問わず快適空間を保持できます。
予防安全装置はステレオカメラを採用したスマートアシストV
予防安全装置はダイハツの最新システムであるスマートアシストV(SAV)が全グレードに標準装備されました。
SAVはスバルのEyeSightと同じくフロントウインドウ上部左右に2個のステレオカメラを設置、前方を3次元的に検知できるのでクルマや障害物だけでなく歩行者や自転車も認識することができ、予防安全機能をさらに進化させています。
万が一、歩行者との衝突があった際でも歩行者の被害を軽減するためにフロント部分の各所に衝撃緩和の装置や吸収スペースを設けました。
フードやカウルといった目立ったポイントだけでなく、フードヒンジやワイパーピボット、フェンダーなど歩行者の頭部が当たりやすい細部まで改良されています。
シフォンOEM元車となるタント中古車はSAU装着モデルがオススメ!
シフォンは2016年12月に発売されたばかりなので、中古車市場にはほとんど流通していません。したがって同タイプの車種を中古車で購入するなら必然的にタントとなります。
SAVは装備されていませんが、2015年5月以降の登録モデルであれば単眼カメラとレーザーレーダーによる予防安全装置、SAUの装着モデルがあります。
中古車価格では非装着モデルとの価格差がなくなるので、安全性を考えるのであれば装着モデルをオススメします。
タントは軽自動車だけでなく小型車や普通車も含めた新車販売台数で第T位を獲得したこともあるだけに、中古車市場には豊富な車数が流通しています。
SAUを装着した2015年登録モデルで走行距離4〜5万kmの車種であれば95〜110万円の範囲内で購入が可能です。
1位の中古車検索サービス
最近の軽自動車は車体価格が普通車並みに高くなっていますので、保証付きの優良中古車を選ぶ方が増えています。
新車を検討している方も、比較のために1度は中古車見積もりをとっておくことをお勧めいたします(^^)※氏名・電話番号は必ず正しいものを入力しましょう!
1位の車査定サービス
車を購入するお店でそのまま車を「下取り」にだすと、下取り価格を高くする代わりに値引額を下げられますので結局損をします。
軽自動車を最も高く売るためには、複数の買取業者に見積もりをとって買取価格を比較することが大切です!
※ 英数字 → アイウエオ順で掲載しております(^^)