N-ONEの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | ホンダ | ||
車名 | N-ONE | ||
JC08モード燃費 | 23〜28.4km/L | ||
エコカー減税 | 取得税 40〜80%減税 重量税 25〜75%減税 |
||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1535〜1630mm | 4.5〜4.7m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2020〜2045mm | 1300mm | 1200〜1300mm | 840〜920kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
118.5〜189.8万円 | 51.9〜239.8万円 |
N-ONEの評価・特徴
N-ONEは、可愛らしいフロントマスクで人気の軽スーパーハイトワゴンです。ホンダには、N-ONEの他にN-BOXやN-WGNというスーパーハイトワゴンがあります。N-ONEは、その“Nシリーズ”中では一番全高の低いモデルとなります。
N-ONEは、他社の軽モデルに比べてバリエーションが多いのが特徴です。装備や仕様によって大きく「スタンダード」と「プレミアム」に分かれ、さらにモデューロバージョンも存在します。
ボディカラーの展開も充実しており、単色で13色、ボディと屋根・ドアミラーに異なる色を使う2トーンカラーでは16のパターンが用意されています。
もちろん、ホンダの製品らしく性能や品質は高いレベルにまとめられています。一見してN-ONEと分かるその個性は、他の軽自動車にはないものがあります。
個性があふれる、独自のデザイン
軽自動車が売れに売れている現在の日本。各社からは、いろいろなタイプのモデルが発表されています。その中にあって、ホンダのN-ONEは強烈な個性を発揮する1台です。
N-ONEのフロントマスクは、1度見たら忘れない強い印象を見た人に与えます。そのデザインは、可愛くもあり同時に上品。他の軽自動車と一線を画すそのデザインは、個性を主張しながらも時間を経過しても古くならない、非常に高度なものです。
ホンダによると、N-ONEのデザインは「タイムレスデザイン」のコンセプトの元に練られたとのこと。N-ONEの丸いボディと愛らしいフロントマスクには、確かに愛着を持って長く使い続けたくなる空気を感じます。
N-ONEのデザインコンセプトは、もちろんインテリアにも活きています。生活の道具としての機能を追求しがちな最近の軽自動車は、室内に多くの収納スペースを設ける傾向にあります。
そのため、車種によっては収納庫の中にいるような落ち着きの無さを感じるモデルも。しかし、色や素材を統一したN-ONEのインテリアでは、そのようなことはありません。必要な収納スペースは確保しつつも、乗員にシンプルでスッキリした印象を与えるのは見事です。
さらに、インテリアでは、一部にボディ色に合わせたパネルを使うことも可能。オーナーの好みに応じてさらなる個性をアピールすることも可能です。
気持ちの良い乗車時間を実現する、数々の快適機能
N-ONEは、可愛いだけの軽自動車ではありません。移動時の快適さを追求し、これまでの軽自動車とは全く違ったレベルで、数々の機能や装備が採用されています。
たとえば、N-ONEにはミドルクラスのセダンにも使われる防音材を使った防音策が施されています。これによって、これまでの軽自動車のレベルを超えた、高い静粛性が実現されました。
また、前席の窓3面に約99%のUV(紫外線)カットとIR(赤外線)機能を持つガラスを採用。日焼けや肌トラブルの原因となる紫外線をカットし、さらに外部からの熱を遮断して冷房効果を高めています。
この他、エアコンには脱臭や除菌などに効果があるプラズマクラスター機能が搭載されています。またシートには、付着したダニや花粉などのアレルゲン物質の活動を抑制・不活性化する素材が採用されました。さらに、エアコンのフィルターにはアレルフリータイプの高性能脱臭フィルターが採用されました。
このエアコンとフィルター、シートにより、車内の空調環境を改善し、アレルゲン物質に関しては5分以内に半減、15分でほぼ全量を捕獲することが可能になりました。花粉やホコリなどに対するアレルギーを持つ人には嬉しい装備です。
レース技術をフィードバックした高い走行性能
ホンダといえば、早くからF1に参戦したメーカー。N-ONEに搭載されるエンジンにも、そのテクノロジーはフィードバックされています。
とくに注目すべきは、ターボエンジン。N-ONEに用意されているターボエンジンは、2600回転という低い回転数で最大トルクを発揮します。軽自動車での2600回転は、一般道を普通に走る際の回転数にあたります。
この回転数で最大のトルクが得られるということは、N-ONEを運転する人なら誰でもエンジンの性能を出し切れるということでもあります。
低回転域でトルクのあるエンジンは、停止状態からのスタートでも思い通りの加速ができます。また、大人4人が乗車した状態での上り坂でもエンジンの回転を上げる必要がないので、ストレスを感じることもないでしょう。数値的には1.3Lクラス並の発進加速を持つのが、N-ONEのターボエンジンです。
このターボエンジンは、燃費性能にも優れています。具体的には、FFモデルでJC08モードで25.8km/Lの数値が公表されています。日々の足として日常的に利用される軽自動車では、燃費も重要なチェックポイントです。この点、N-ONEならターボエンジンを選択しても後悔はないでしょう。
もちろん、N-ONEにはその他の省エネ機能も多数搭載されています。停止時にエンジンを止めるアイドリングストップはその代表ですが、N-ONEには車両全体の状態を自動で制御し燃費向上に役立てる「ECONスイッチ」が搭載されています。
このスイッチを押すと、エンジンや空調の状態がチェックされ、コンピュータがそれらを燃費を優先するよう制御します。これによって、高いレベルでの省エネが実現できます。
また、運転がエコかどうかを知らせる「コーチング機能」も搭載されています。これは、ガソリンを上手に使った加速や運転を行うと、メーターパネル内にグリーンの表示を出すもの。ゲーム的な要素もあり、ドライバーを自然と燃費に良い優しい運転に導くのに役立ちます。
自動ブレーキはメーカーオプション
N-ONEにも、他社同様の自動ブレーキシステム(事故回避支援システム)が用意されています。
N-ONEの場合、前席用のサイドエアバッグシステム、前席/後席対応のサイドカーテンエアバッグシステムがセットになった「あんしんパッケージ」が用意されています。自動ブレーキシステムは、このあんしんパッケージに含まれます。
あんしんパッケージは、6万1760円のメーカーオプションですが、N-ONEのすべてのモデルに搭載可能となっています。
N-ONEの場合、他社のモデルでオプション設定となっている安全機能が標準装備となっている場合もあります。たとえば横滑り防止機能は、N-ONEでは標準装備です。
また、急ブレーキ時にブレーキランプに加えてハザードランプも自動的に高速点灯させて後続車に注意をうながす「エマージェンシーストップシグナル」も標準搭載となっています。
この他、急な坂道での一時停止からの発進で後退を防止する「ヒルスタートアシスト」も標準装備となります。
N-ONEは中古車も検討してみよう!
N-ONEは2012年に販売開始となったモデルです。発売後3年を経過して車検のタイミングを迎える車両も多く、中古車市場では多くの車両が流通している状態にあります。
ただし、人気の現行モデルということで、価格的にはあまり熟れてはいません。中には100万円を大きく下回る価格の車両もありますが、多くの場合は修復歴のあるものです。
もちろん、修復歴があっても完璧に修理されていれば何ら問題はありません。しかし、どの程度の修復がなされているかは、プロでも評価が難しいものです。修復歴のあるなしでいえば、もちろん修復歴の無いものを選ぶにこしたことはありません。
N-ONEは、これまでに2回マイナーチェンジを行っています。特に2014年5月に発表されたマイナーチェンジでは、安全面、経済性、快適性などに関する多くの仕様が変更されました。
できればこの装備がある車両が良いでしょう。グレードにもよりますが、色を選ばなければ、車検残1年以上で乗り出し価格100万円前後から購入可能です。
1位の中古車検索サービス
最近の軽自動車は車体価格が普通車並みに高くなっていますので、保証付きの優良中古車を選ぶ方が増えています。
新車を検討している方も、比較のために1度は中古車見積もりをとっておくことをお勧めいたします(^^)※氏名・電話番号は必ず正しいものを入力しましょう!
1位の車査定サービス
車を購入するお店でそのまま車を「下取り」にだすと、下取り価格を高くする代わりに値引額を下げられますので結局損をします。
軽自動車を最も高く売るためには、複数の買取業者に見積もりをとって買取価格を比較することが大切です!
※ 英数字 → アイウエオ順で掲載しております(^^)