スペーシアカスタムZの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | スズキ | ||
車名 | スペーシアカスタムZ | ||
JC08モード燃費 | 25.6〜30.6km/L | ||
エコカー減税 | 取得税60〜100%減税 重量税50〜100%減税 |
||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1735mm | 4.6m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2215mm | 1320mm | 1375mm | 870〜950kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
149.0〜179.4万円 | ー万円 |
ライバル車を凌駕するスペックを備えたスペーシアカスタムZ
スズキのスペーシアカスタムZは2016年12月に発売されたスーパーハイトワゴンです。
このカテゴリーではホンダとダイハツが圧倒的に強く、スズキはスペーシアが販売台数で大きく差をつけられていることからテコ入れ車種として開発されました。
基本的な構造はスペーシアと共通ですがエクステリアを始め、走行性能や予防安全装置に最新技術を投入、ほとんどニューモデルに近い仕上がりになっていることから従来のカスタムとは別ラインナップ扱いで販売されています。
精悍な表情にデザインされたフロントマスク
スーパーハイトワゴンは小さな子供がいる家庭を購買層にして大人気となりましたが、じつはカスタム系が若年層男性から高い支持を集めており、このカテゴリーの販売台数に大きく貢献しています。
これまでスペーシアのカスタム系はN-BOXやタントのカスタムに比べると、やや迫力に欠けるデザインだった点が販売台数で遅れを取っていた要因のひとつであることから、エクステリアは大胆な変更が施されました。
フロントに向かって傾斜していたボンネットフードは水平の高さまで持ち上げられ、水平基調のフロントマスクは幅広のメッキグリルで加飾、ワイドなラジエターグリルを採用したことによってカスタム感が強まり、アグレッシブなイメージを与えています。
またエアロパーツを兼ねたバンパー下部にはLEDイルミネーションを配置、夜間でもスタイリッシュなエクステリアを保てるデザインになっています。
軽自動車で初搭載機能を持つ最新の予防安全装置
スペーシアカスタムZのセールスポイントはエクステリアの変更と新型の予防安全装置装備です。
スズキは軽自動車の上級グレードに以前のレーダーブレーキサポートからデュアルカメラブレーキサポートに随時変更しており、スペーシアカスタムZにもオプション設定されています。
これはフロントガラス上部に左右2個設置したカメラによって前方を検知するシステムで、デュアルカメラのメリットは人間の目と同じように対象物を立体的に捉えられ、遠近感もつかめるので前方車両や動かない障害物だけでなく、歩行者や自転車まで認識できることです。
デュアルカメラブレーキサポートは前方との衝突を検知すると自動的にブレーキをかけて停止させる機能に加え、誤発進抑制など4つの予防安全機能を働かせます。それらの中で軽自動車初となるのが「ふらつき警報機能」です。
デュアルカメラは障害物だけでなく車線も認識できるため、車線内の走行パターンが直前までと違った場合、つまり眠気やよそ見でフラフラと走行した場合はメーター内の警告灯と警告音でドライバーに注意を促します。
この「ふらつき警報機能」まで加えたデュアルカメラブレーキサポート装着車は独立行政法人自動車事故対策機構の予防安全性能アセスメントで45.8点(46点満点)を獲得しました。この得点は軽スーパーハイトワゴンの中でトップとなっています。
サーフボードも積める広い車内空間
インテリアデザインは基本的にカスタムと同じレイアウトです。ブラックで統一された車内はスポーティなイメージを演出しており、多くのスズキ車に見られる実用本位性は影を潜めて上質な空間にまとめられています。
ステアリングやエアコンアウトレットなどにチタンシルバーの加飾が施されていることも車内のゴージャス感を高めるアクセントになっています。
シートアレンジは多彩で、後部席背もたれを前倒させるとフルフラットなラゲッジルームを作ることができ、27インチの自転車もそのまま積載することが可能です。
さらに前部席背もたれを後倒させると長いサーフボードもキャリアに積まず室内に持ち込めます。
広い車内空間は確かに小さな子供のいる家庭で重宝しますが、同時にアウトドアなどアクティブなカーライフにも十分な機能を発揮するところが、スペーシアカスタムZの大きな魅力といえます。
中古車で選ぶなら現行モデルのスペーシアカスタムがお買い得!
スペーシアカスタムZは販売されたばかりなので中古車市場には出回っておらず、中古車で購入するなら必然的に並行して販売されているカスタムになります。
フロントマスクのデザインは大きく異なりますが、インテリアの上質感や機能性に違いはなく、またマイルドハイブリッドシステムのS-エネチャージを装備したグレードを選べばカスタムZと変わらぬJC08モード30.6km/Lの経済性も手に入れることができます。
スペーシアZが発売されたことによってカスタムの中古車相場はやや下がり気味の傾向を見せており、走行距離1〜2万kmのノンターボモデルであれば100〜110万円、3万km前後であれば100万円を切る価格で購入可能となっています。
流通している車数も比較的多いので、気に入ったグレードやボディカラーを選ぶことが可能です。
1位の中古車検索サービス
最近の軽自動車は車体価格が普通車並みに高くなっていますので、保証付きの優良中古車を選ぶ方が増えています。
新車を検討している方も、比較のために1度は中古車見積もりをとっておくことをお勧めいたします(^^)※氏名・電話番号は必ず正しいものを入力しましょう!
1位の車査定サービス
車を購入するお店でそのまま車を「下取り」にだすと、下取り価格を高くする代わりに値引額を下げられますので結局損をします。
軽自動車を最も高く売るためには、複数の買取業者に見積もりをとって買取価格を比較することが大切です!
※ 英数字 → アイウエオ順で掲載しております(^^)