eKワゴンの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | 三菱 | ||
車名 | eKワゴン | ||
JC08モード燃費 | 25〜30.4km/L | ||
エコカー減税 | 取得税 免税〜80%減税 重量税 免税〜75%減税 |
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< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1620mm | 4.4m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2085mm | 1295mm | 1280mm | 830〜890kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
108〜158.652万円 | 90〜157万円 |
eKワゴンの評価・特徴
eKワゴンは、三菱自動車が製造・販売している軽のスーパーハイトワゴンです。三菱自動車のeKシリーズには、他にeKカスタムやeKスペースといったシリーズがあります。eKワゴンはその中にあり、三菱の軽事業を支える代表的なモデルとなっています。
eKワゴンの登場は、2001年です。その後モデルチェンジを重ね、現在は3代目となっています。現行モデルとなる3代目が発売開始になったのは2013年6月ですが、2015年10月にマイナーチェンジを受けました。
このため、最新型のeKワゴンは、他社を含め最新の軽自動車といってよいでしょう。三菱ブランドの軽自動車の中で一番安いグレード(Eグレード 2WD CVT 108万円)を持つことでも注目されるモデルとなっています。
2015年10月のマイナーチェンジで大幅改良
eKワゴンは、日産と三菱の合弁会社であるNMKVが開発を行い、三菱が製造する軽自動車です。日産では「デイズ」という車名で販売されていますが、一般にはeKワゴンという名前の方が認識度が高いようです。
eKワゴンは、2015年10月にマイナーチェンジを受け、デザインや機能が大幅に変更されました。変更箇所は広範囲に渡りますが、外観上の変更で大きいのはフロントバンパーのデザインが見直され、よりスポーティな印象となったことでしょう。
また、光軸自動調整機構付のディスチャージヘッドライトも採用され、夜間走行の視認性が高められました。
ボディカラーでは新色が3色追加され、全体で9色展開となりました。かわいいピンクや赤系の色からシャープな印象のシルバーやブラック系までが揃ったことで、より多くの人の心にアピールしそうです。
今回のマイナーチェンジでは、オートマチックハイビームなど、先進の機能も搭載されました。この機能は、約25km/h以上で走行時にハイビームとロービームの切り替えを自動的に行うもの。軽自動車では初搭載の機能となります。
この機能は、ハイビームを使用中に対向車や先行車を確認すると、自動的にライトをロービームに切り替えます。切り替え忘れや操作の煩わしさがなく、それだけ運転に集中できるのがメリットです。
その他、NAエンジンにフリクション低減に役立つローラー付きカムシャフトを採用するなど、動力性能を確保しつつ燃費を向上させる改善が施されています。
アシストバッテリー搭載で、さらなる低燃費を追求
eKワゴンの省エネ機能には独自の工夫があります。その代表が、減速・停止・再スタートを制御する機能です。減速・停止・再スタートは、信号待ちなどで頻繁に行われるものですが、eKワゴンではメインバッテリーの他にアシストバッテリーを搭載して、減速から再スタートまでのエネルギーを有効活用します。
この機能が搭載されたモデルでは、減速時のエネルギーを回生してアシストバッテリーに充電します。そして、再スタート時には、電装品に対してこのアシストバッテリーから電力を供給。発進時にエンジンの発電機の負荷を減らすことで燃費を向上させます。
もちろん、eKワゴンでも停止中は自動的にエンジンを停止。無駄なガソリンの消費を回避します。eKワゴンの場合、時速約13km/h以下でエンジンを停止しますから、10km/h以下でエンジン停止する他のアイドリングストップ機能よりも制御としては高度といえるでしょう。その分、多くのガソリンを節約できそうです。
自動ブレーキ、誤発進防止、横滑り防止などの安全機能を搭載
最新の軽自動車であるeKワゴンでは、先進の安全機能ももちろん搭載されています。
eKワゴンに搭載れている自動ブレーキシステムは、レーザーレーダーを使ったものです。作動条件は約5〜30km/hで、前方の車両に衝突の危険性がある場合に、メーターパネル内の表示とブザー音で注意を喚起し、さらに危険が高まると自動的に緊急ブレーキを作動させます。
これは、他社の軽自動車に搭載されている自動ブレーキシステムと基本的には同じ性能です。
自動ブレーキシステムに使われるレーザーレーダーは、誤発進の抑制にも使われています。これは、前方約4m以内に障害物を検知している状態でアクセルペダルを素早く・強く踏み込んだ場合に、エンジン出力を約5秒間抑制して急な発進を防止する機能です。
たとえばコンビニなどの駐車場に前向きで駐車した場合、ギアを後進に入れたつもりで実際には前進に入っていた場合でも、この機能があれば前方の店舗に衝突することは避けられます。この他、横滑りを防止するスタビリティコントロール機能、タイヤの空転を防止するトラクションコントロール機能は、滑りやすい路面での安定した走行に寄与します。
eKワゴンは中古車も検討してみよう!
2015年の10月にマイナーチェンジを受けたばかりということもあり、最新型のeKワゴンはまだあまり中古車市場に出回っていません。しかし、ネット上に掲載がないだけで、実際は中古車の販売も徐々に増えているようです。
この手の新しい車種は、見つけたらすぐに販売店に連絡を入れるフットワークの軽さが重要です。全体の流通量がまだすくないので、条件の良い車両はすぐに売れてしまいます。
ekワゴンの場合、マイナーチェンジ後の新モデルとその前のモデルで機能面で大きく違うのは、自動ブレーキ機能に代表される安全機能の有無です。eKワゴンに自動ブレーキと誤発進防止機能が搭載されたのは、2014年12月に発表されたモデルからです。
しかも、特定グレードのみへの設定でした。このため、マイナーチェンジ前のモデルで、これらの機能が付いた車両を探すのはまず無理です。もし、これらの機能に魅力を感じるのであれば、最新モデルを選ぶことになります。
注意点は、マイナーチェンジ後のモデルでも、これらの安全機能が搭載されていないグレードもあること。マイナーチェンジ後の最新モデルで、かつ自動ブレーキなどの機能搭載車を中古で探すのは、もう少々時間が必要です。
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