モコの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | 日産 | ||
車名 | モコ | ||
JC08モード燃費 | 25.2〜30.0km/L | ||
エコカー減税 | 50〜100%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1625mm | 4.2〜4.6m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2135mm | 1285mm | 1260mm | 800〜890kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
119.3〜160.2万円 | 50〜120万円 |
モコは日産で初めての軽自動車
日産モコは、2002年からスズキのOEM供給を受けて軽自動車販売に参入するきっかけとなった車種です。ベース車種であるMRワゴンとは、兄弟車の位置付けになります。
日産は充実した国内販売ネットワークに加え、日産の普通乗用車を保有するユーザーのセカンドカーとして、あるいはコンパクトカーから軽自動車に移行するニーズもカバーすることができたため、本家であるMRワゴンより5割ほども多い販売台数を記録しています。
三菱eKワゴンの兄弟車であるオッティが2005年にデビューするまで、日産における軽乗用ワゴンのラインアップは、モコが事実上の一択という状態でしたが、オッティや2013年に登場したデイズといった軽乗用ワゴンのラインナップ拡充の過程においては、モコで培ったノウハウが重要な役割を果たしています。
その意味で、モコは日産の軽自動車参入を成功に導いた画期的な車種であり、スズキは影の功労者であると言えます。
現行モコはデザインを大幅に刷新!
現在、モコは2011年2月のフルモデルチェンジにより登場した3代目モデルが販売されています。3代目モデルは、流麗なフォルムが特徴だった初代および2代目モデルとは打って変わり、ライバル車と同様の箱型のスタイリングとしています。
とりわけ、フロントガラスやフロントピラーは、従来よりも角度を起こすことにより前席の前方の頭上空間を拡大しています。加えて、ロングホイールベース設計とすることで、2135mmというゆとりある室内長としています。
室内のデザインについては、一体感のあるスタイリッシュなダッシュボードを配しているのが目を引きます。また、インパネシフトや足踏み式サイドブレーキ、運転席・助手席分割式ベンチシートの採用によりウォークスルーがしやすいように配慮されており、カップルや子育て世代にも適したパーソナルな前席空間を実現しています。
一方、後席についても、5:5の分割リクライニングが可能なシートを標準装備しているほか、上位グレードにはシートスライド機構も採用。
助手席シートバックの可倒機構と組み合わせることで、ロングサイズの品物の積載にも威力を発揮するなど、ハイトワゴンならではのゆとりある空間を生かした、使い勝手の自由度を高める配慮がなされています。
このほか、各グレードには日産純正のメモリーナビゲーションを標準装備(非装着車も選択可能)としているほか、ナビ機能はないもののバックビューモニターやタッチ操作、多彩な再生機能などを盛り込んだ多機能オーディオ装着車も選択可能としています。
リッター30kmを超す優れた燃費性能
モコは、VVT(可変バルブタイミング)機構を搭載したノンターボエンジン車のほか、よりパワフルな走りを実現するターボエンジン車もラインナップしています。いずれのエンジンにも、アイドリングストップ機構を標準装備しています。
また、2WD(FF)のほか、4WDも用意しており、降雪地帯からのニーズにも対応しています。トランスミッションは高効率設計のCVT(無段変速機)のみの設定としており、リニア感のある加速をもたらします。
とりわけ、商標の関係からか名前こそ明記していませんが、MRワゴンが採用しているエネチャージやエコクールと同等の技術が搭載されており、高効率リチウムイオンバッテリーや高出力発電機を用いた電力回生システム、そして蓄冷機能付きエアコンといった先進装備の相乗効果により、最大で30km/L(JC08モード測定値・2WD車)という優れた燃費性能をもたらします。
モコの中古車も検討してみよう!
モコの最新モデルは、119.3〜160.2万円の幅で新車がラインナップされています。お買い得感のある通常モデルのほか、装備面やデザインを拡充したドルチェをシリーズ化しています。
一方、中古車も豊富に出回っており、店頭での小売価格は50〜120万円あたりの中古車が多くなっています。
但し、現行モデルもマイナーチェンジによって進化を続けており、初期のものではアイドリングストップ機構や電力回生システムを搭載していない車もあるため、燃費性能にこだわる人は、そのあたりに留意した中古車選びをすることをおすすめします。
1位の中古車検索サービス
最近の軽自動車は車体価格が普通車並みに高くなっていますので、保証付きの優良中古車を選ぶ方が増えています。
新車を検討している方も、比較のために1度は中古車見積もりをとっておくことをお勧めいたします(^^)※氏名・電話番号は必ず正しいものを入力しましょう!
1位の車査定サービス
車を購入するお店でそのまま車を「下取り」にだすと、下取り価格を高くする代わりに値引額を下げられますので結局損をします。
軽自動車を最も高く売るためには、複数の買取業者に見積もりをとって買取価格を比較することが大切です!
※ 英数字 → アイウエオ順で掲載しております(^^)