フレアワゴンの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | マツダ | ||
車名 | フレアワゴン | ||
JC08モード燃費 | 26.8〜32.0km/L | ||
エコカー減税 | 100%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1735mm | 4.4m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2215mm | 1320mm | 1375mm | 840〜870kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
136〜158.8万円 | 59.8〜119.9万円 |
オールラウンドな性能を備えたスーパーハイトワゴンのフレアワゴン!
マツダのフレアワゴンは、スズキからスペーシアのOEMを受けて販売しているスーパーハイトワゴンです。フロントマスクのI.C.バッジと車名ロゴ以外に変更点はなく、走行性能や居住性は共通の仕様となっています。
スーパーハイトワゴンの魅力は、車に求められるニーズを軽自動車サイズ内にすべて収めたオールラウンドであることです。フレアワゴンも、車内で小さな子供が立ったまま着替えられる室内高をはじめ、高級乗用車に負けない装備と質感が与えられています。
後部席は開放感があって大人でも疲れないシート!
エクステリアで特徴的なのは、ピラーをブラック塗装してフロントからリアまでのガラスを一体化させ、ルーフを浮かせているような視覚効果で開放感を与えていることです。
これは車内の操縦性や快適性にも影響を与えており、Aピラーを細くして2重に設計しているので、運転席からの死角が軽減され、リアクォーターガラスは後部席でも圧迫感を減少させています。
インテリアは充実した装備に加えて上質感があり、乗員がくつろげる空間に設計されています。室内長は2215mmあるので後部席でも大人が足を組める余裕があり、シートも座面や背もたれに厚みを持たせているので、長距離ドライブでも疲れることはあまりありません。
後部席は左右独立タイプで、スライド幅は170mm、さらにリクライニングが可能なので大人から子供まで体型を問わず快適な乗り心地を約束します。
また、大きなスライド幅は後部席に子供が乗っている時でも前部席に近づけられるので、母親が助手席に座っていても安心して世話をすることができます。
暑い夏も寒い冬も快適な車内空間!
装備面は、寒い冬から暑い夏まで季節を問わず、乗員が快適な車内の時間を過ごせる工夫が随所に凝らされています。冬場に嬉しい機能がシートヒーターとリアヒーターダクト、夏場であればナノイー機能搭載のフルオートエアコンが効果を発揮します。
ナノイーはパナソニックが開発した空気清浄機のテクノロジーで、空気中の細菌やウイルスを抑制、いやな臭いを脱臭する働きをします。肌や髪にやさしい弱酸性であることも女性には嬉しい点です。
歩行者と車を区別して衝突被害を回避・軽減させる予防安全性能!
安全性能面では、スズキが開発したデュアルカメラブレーキサポートが全車に標準装備されています。
このシステムは、フロントウインドウ上部に設置した2台のステレオカメラが人間の目と同じ働きをし、対象物の大きさや輪郭から車と歩行者を区別、さらに距離まで計測して衝突を回避、または軽減させる機能を持っています。
デュアルカメラによって正面の障害物と衝突の危険性がある時は、警告灯と警告音でドライバーに告知、さらに危険性が高まった時は自動制御のブレーキを発生させますが、このデュアルカメラを使った予防安全性能は衝突回避・軽減だけではありません。
ドライバーが不注意で車線を逸脱しそうになった時は、カメラが車線の左右を検知して車線逸脱警報を発動、約60〜100km/hで走行中、ドライバーが居眠りをした時などに起きるふらつき走行でも、直前までの走行データを計測して蛇行と判断した時は、ふらつき警報を稼働させます。
スズキはこのデュアルカメラブレーキサポートによって、JNCAP予防安全性能アセスメントで最高得点を獲得しました。
中古車を選ぶならスペーシアも選択肢に入れる!
フレアワゴンは、スペーシアをはじめとする他のスーパーハイトワゴンに比べて知名度は低いのですが、その利便性が認められて意外に販売台数が多く、中古車市場にも車数がかなり出回っています。
状態の良い車種でも比較的販売価格は安く、2013年登録モデルでも相応距離3〜4万kmであれば、75〜85万円の範囲内で購入することができます。
この価格の安さは元車となったスペーシアが中古車市場に多く出回っていることが関与しているので、中古車購入の際はスペーシアも検討材料に加えると選択肢が広くなります。
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