ムーヴキャンバスの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | ダイハツ | ||
車名 | ムーヴキャンバス | ||
JC08モード燃費 | 28.6km/L | ||
エコカー減税 | 75〜100%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1655mm | 4.4m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2155mm | 1345mm | 1285mm | 920kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
141.4〜166.8万円 | −万円 |
キュートなボディに女性が喜ぶ機能を満載したムーヴキャンパス
軽自動車は幅広い年齢層の女性に人気があることから、女性の個性に合わせた車種が数多く販売されています。
ダイハツの軽自動車ニューモデル、ムーヴキャンバスもその1車種で、自分自身のライフスタイルを楽しむ女性向けに開発されました。
ヘッドライトには指輪をイメージしたリングを装着
キャンバスとネーミングされていますが、これはルーフがオープンになるキャンバス(帆布)トップのことではなく、「CAN=なんでもできる+BUS=ミニバスのようなデザイン性」という造語です。
確かにボックス型ではあるけれどコーナーのエッジを削って丸みを与えたボディシルエットは、1BOXカーの元祖、フォルクスワーゲン・タイプ2を彷彿とさせます。
ミニバス的な外観はクラシカルな雰囲気を持っており、それだけでも十分個性的ですが、その他にも女性に向けたエクステリアが装備されています。
曲面構成のBi-Angle LEDヘッドライトは指輪をイメージしたリングを装着、3粒のクリアランスランプがキュートなイメージを作り出しています。
このヘッドライトはデザインだけでなく夜間の視認性も優れており、ステアリングの切り角度に合わせて照射方向を変えるAFS機能や後部に人や荷物を乗せた時でも光軸を一定にするオートレベリング機能を備えています。
軽トールワゴンで初採用となった両側スライドドア
ムーヴキャンバスは軽トールワゴンのムーヴと共通のプラットフォームを使用している派生車種ですが、外観同様、各部で大きな違いがあります。
そのひとつが後部ドアが両側ともスライド式になっていることです。軽トールワゴンは一般的に後部ドアをヒンジ式にしており、両側ともにスライド式を採用したのは軽自動車の中でムーヴキャンパスが初となります。
スライドは電動式なので電子キーを身につけていればドアハンドルのスイッチを押すだけでロック解除とドアオープンを同時に行なってくれます。
後部席の座面下には「置きラクボックス」が装備されました。
ケースモードとバスケットモードの2ウェイで使用でき、人に見られたくない荷物や常時積載したいものはケースモードで、倒れやすい荷物は中敷きを取ってバスケットモードで使えば、走行中でも倒れる心配がありません。
これまで後部席やフロアに置いていた荷物もすっきりと収めることができます。
ボディカラーはファイアークォーツメタリックを始め全9色で、ストライプスと呼ばれるツートーンカラーはメーカーオプションとなります。
ボディカラーによってホイールキャップのデザインとカラーが異なってくるので、購入の際はそれぞれの組み合わせを確認してください。
オプションのパノラマモニターは駐車を安全にサポート
多くの女性が苦手とするバック駐車や縦列駐車、狭い道でのすれ違いを安全にサポートする機能がオプションで用意されているパノラマモニターです。
システムに対応している純正ナビが必要ですが、新車にこすり傷や凹みを作りたくない女性にとっては嬉しい機能であることは間違いありません。
これは車体の4ヶ所に取り付けたカメラが車両の前後左右を映し、上から俯瞰したような映像をナビ画面に表示する機能で、シフトレバーのポジションによって画面が切り替わり、見たいポイントを的確に表示してくれます。
車全体と周囲の状況が分かるトップビュー、死角になりやすい左側が見えるレフトサイドビュー、さらに広角で目的の場所を表示するワイドビューがあり、これらがそれぞれフロントとリアに組み合わされます。
P、N、D、S、Bレンジの時はフロント側のカメラが作動、Rレンジの時はリア側が作動します。
ムーヴキャンバスは中古車も検討してみよう!
ムーヴキャンバスは2016年9月に発売されたばかりなので中古車市場にはほとんど流通していません。中古車で購入したいのであれば年末商戦まで待つ必要があります。
ダイハツは年末になると、その年の新車登録台数第1位を獲得するためにディーラーが自ら在庫車を購入して新車登録を行い、それをカーオークションに出品、または中古車販売店へ売却します。
これらの車種が中古車販売店の店頭に並ぶと、登録済未使用車になるわけです。
登録済未使用車は中古車扱いになりますが、新車同然なので価格が一気に下落することはなく、新車販売価格から5〜10万円程度安くなるだけです。
しかし登録済未使用車の中にはディーラーの展示車両や試乗用車両もあり、これらはユーザーの購買意欲をそそるためにフルオプション装備となっています。
パノラマモニターやストライプスボディカラーなどのオプションが揃っていれば20〜30万円の価格差が生まれるので、買い得な車種になることは間違いありません。
ただし流通する車数は少ないので、好みの車種を見つけた時は早めの決断をお勧めします。
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