アルトワークスの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
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メーカー | スズキ | ||
車名 | アルトワークス | ||
JC08モード燃費 | 23.0〜23.6km/L | ||
エコカー減税 | 取得税20%減税 重量税25%減税 |
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< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1500mm | 4.6m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2040mm | 1255mm | 1215mm | 670〜740kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
151〜162万円 | 30〜60万円 |
アルトワークスが帰還!軽最強伝説ふたたび!
2000年10月に生産中止となってから15年の時を超えて、アルトワークスが再び私達の前に姿を表しました。2015年12月24日、イヴの日に発売されたホットなモデルは、熱烈なファンにとってはたまらないクリスマスプレゼントとなりました。
スポーツ冬の時代を乗り越え、環境性能も併せ持つ究極の車として華麗なる復活をとげました。スポーツカー復活の兆しが見え始めた昨今、軽自動車界にもキングオブ軽、アルトワークスが満を持しての登場です。
MTはもはやプレミアム&ステイタス!
日本におけるAT車販売の割合は99%に迫り、もはやMT車は希少とも言える存在になりつつあります。営業車の軽自動車すらAT車で占められMT車には、あえて乗ろうと思わないと乗る機会が全く無いと言っても過言ではない状況です。
アルトワークスの前に登場したアルトターボRSを販売した時にはスズキはMT車をラインナップしませんでした。
ユーザからなぜMT車を出してくれないのかという熱い要望がスズキに対して数多く寄せられ、熱意に動かされ再びアルトワークスの名を冠したMT車が開発されることとなったのです。
MT車というだけで、希少価値があるところに、最新のテクノロジーを惜しみなくつぎ込まれた究極の軽自動車という付加価値が与えられ、プライスレスな所有の喜びをもたらしてくれる稀有な車です。
レカロシートに身を沈め、シフトノブを握った瞬間に、自分の中の何者かが覚醒するのを感じることになるでしょう。
軽量ボディーによる異次元のフットワーク!
アルトターボRSで、常識破りの軽量化を実現して業界を驚かせたスズキですが、アルトワークスもリム幅拡大などにかかわらずアルトターボRSと同等の車重になっています。
アルトターボRSよりもさらにリム幅を拡大しており、軽量ボディーもあって限界まで攻めてもアンダーステアが出ず、回頭性は抜群です。
ショートストロークの5MTシフトはカチカチと小気味よくつながり、ターボとは思えぬレスポンスを持ったエンジンも相まって、コーナーをテンポよく駆け抜けます。
このエンジンはRSに搭載されたものから、さらにチューニングが施され、パワーアップしていると同時に5MT特性にアジャストしており、持てる力を存分に発揮できるようになっています。
軽量だからといってボディーがやわなんじゃないかと心配する必要はありません。ストラットタワーバーなどボディー剛性を高める装備には抜かりがなく、限界走行時においてもボディーのたわみを感じることはありません。
ダウンヒルなど、条件によっては重量級の大排気量スポーツカーでもアルトワークスの前に屈することになるやもしれないと思わせる走りの良さです。
スポーツカーは燃費が悪い!?いいえエコカーです!
スポーツカー凋落の引き金となったのは、燃費の悪さによる非経済性に加え、地球温暖化などによる環境意識の高まりが背景にありました。
スポーツカー=悪者の図式が描かれ、あながち否定もできない状況で、多くのスポーツカーが市場から退場を余儀なくされました。
アルトワークスもkeiワークスに引き継がれましたが、2009年にはそのkei ワークスも生産中止の憂き目にあっています。ターボエンジンの心象の悪さはもはや覆すことが難しいレベルにあったことも悪く作用しました。
しかしながら、メーカーの必死の開発努力によって、ターボエンジンであるにもかかわらず燃費性能が飛躍的に改善しました。軽量ボディーと5MTも相まってアルトワークスの燃費は並のハイブリッド車を凌ぐほどです。
その環境性能の高さからなんとエコカー認定され、自動車税も軽減税率が適用されます。経済性や環境性能の問題をクリアしたスポーツカーとして、これからどれだけ市場に受け入れられていくのか注目したいですね。
気になるアルトワークスの価格は?
ワークスの名が示す通り、スズキが全身全霊を込めて創りあげた究極の1台ですので、さぞかし高いのだろうと思われそうですが、意外なことに思いの外良心的な価格設定になっています。
2WDの5MT仕様車の約151万円から4WDの5AGS(セミオートマチック)仕様車の約162万円と、軽自動車の中ではやや上級グレードといった価格帯に収まっています。
ただし値引きは、発売されたばかりでほとんど期待できないと思ったほうが良いでしょう。また当然のことながら、真の意味での中古車の流通は皆無な状況です。
アルトワークスを中古車から探すとなると、2000年10月生産中止のモデルとなってしまいますので、15年以上落ちとなってしまいます。ただ、根強いファンの付いている車でもあり、その価値は失われておらず、未だに30万円〜60万円の価格で取引されています。
アルトワークスのDNAを引き継いだkeiワークスは2009年まで生産されていましたので、アルトワークスの名にこだわらなければ、そちらを探してみるのも良い選択でしょう。
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