R2の評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | スバル | ||
車名 | R2 | ||
10.15モード | 22.5km/L | ||
エコカー減税 | -%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1520mm | 4.7m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
1690mm | 1220mm | 1180mm | 780kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
-万円 | 24.8〜78.0万円 |
R2はスタイリッシュな5ドアハッチバック!
スバルのR2は、トールワゴン全盛期にあえてスタイリッシュなデザインをセールスポイントとしたハッチバックスタイルの軽乗用車です。
R2は若年層女性、派生車種のR1は男性を訴求対象としましたが、軽自動車の潮流はトールワゴンであったことから販売成績は伸びず、2003年の発売からわずか足掛け7年でブランドが消失、以後、スバルは軽自動車業界から完全撤退しました。
若年層女性をターゲットとしていながらも、走行性能にはスバルの技術が惜しげもなく投入されており、サスペンションは4輪独立懸架、エンジンはSOHCだけでなく連続可変バルブ機構のDOHC、さらにインタークーラー付きスーパーチャージャー装着DOHCの3種類が設定され、トランスミッションもCVTの他に5速マニュアルや7速マニュアルモード付きCVTが用意されるなど、若年層女性よりも走り屋男性のハートを揺るがす走行性能を備えていました。
安定感のあるモノフォルムを採用!
エクステリアは、フロント先端からリアエンドまで滑らかな曲線を描く一体化されたモノフォルムのデザインが取り入れられ、サイドガラスの面積を少なくしてベルトラインから下の塊感を強調、どっしりとした安定感を与えているのが特徴です。
サイドラインは下方から上方に向かってやや絞られた形状になっているので、全体的に丸みを帯びてソフトなイメージを与えます。後方から見ると張り出したフェンダー、ベルトライン、それからルーフと鏡餅のような3段シルエットになり、往年の名車、スバル360を彷彿とさせます。
車内空間の広さは期待できず!
ただし、安定感のある外観デザインを優先したことによって、車内空間は他メーカーのトールワゴンよりもはるかに狭いスペースになっています。また都市部の立体駐車場に入れる高さを設計目的としていたので、室内高もわずか1180mmしかありません。
トールワゴンというより2BOXハッチバックのカテゴリーと考えれば車内の狭さも妥協できる部分があるのですが、当時は新型車がすべてというくらいトールワゴンばかりだったので、消費者の期待感と実際の車内空間の落差が大きかったことも販売不振につながったといえます。
インパネ回りや車内装備は、若年層女性をターゲットにしているだけにソフトなイメージでまとめられており、センタークラスターからインパネ中央部分にエアコンやオーディオ、シフトレバーを集中させるなど操作性に優れていることも女性にやさしい配慮です。
豊富に揃っていたアクセサリー!
R2には、自分好みのオリジナル仕様にできるアクセサリーが豊富に揃っていました。エクステリアでは各部のエアロパーツやモール類に加え、ボディとドアノブの隙間で爪やボディが傷つかないようにガードするネイルプロテクターがあったことも女性向けらしいところです。
インテリアではインパネをそっくり変えることができ、サテンシルバーやウッドタイプ、アクアやクリームの4種類を用意、またパーキングレバーやシフトノブにもウッドタイプが設定されていました。
いかにも女性用アクセサリーと思わせるのがエアフィルターのビタミンCフィルターキットです。エアコンビルトインタイプの空気清浄フィルターにビタミンCを含ませたアクセサリーですが、装着しても見た目に分からない、という点が隠れた部分までしっかり作りこむスバルらしいところといえます。
中古車はR1に比べると安値傾向!
R2はけっして多く売れた車種ではありませんが、7年間近く販売されていたので中古車市場には選択に困らない程度の車数は流通しています。
若年層女性だけでなく連続可変バルブ付きDOHCやスーパーチャージャー装着エンジンのグレードであれば、走りを楽しみたい男性でも十分に満足できます。
派生車種のR1に比べるとやや安値傾向にあり、スーパーチャージャー装着のSグレードの場合、2006年登録モデル走行距離2〜3万kmであれば70〜80万円の範囲内で購入が可能です。
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