タントエグゼの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | ダイハツ | ||
車名 | タントエグゼ | ||
JC08モード燃費 | 18.2〜21.5km/L | ||
エコカー減税 | 取得税100〜50%減税 重量税100日〜50%減税 |
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< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1730mm | 4.5m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2070mm | 1340mm | 1385mm | 930kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
113〜157万円 | 50〜110万円 |
タントエグゼはオトナのタント!
タントエグゼはダイハツのスマッシュヒット作となったタントの派生モデルです。
タントでは、子育て中のファミリーを意識したマーケティングを行っていましたが、このタントエグゼでは「大人のタント」を銘打ち、より上質で洗練されたインテリアを目指すと同時に、走行性能のブラッシュアップを図るなど、単なる見た目の変化に留まらないところに、ダイハツの本気を感じるモデルとなっています。
残念ながらこのタントエグゼは生産終了となってしまい、現在は新車で購入することはできませんが、中古車としても魅力を持ったモデルとしてご紹介したいと思います。
オトナもくつろげるリラグゼーション空間!
タントエグゼの大きな特徴のひとつが、オトナも納得の洗練された上質なインテリアです。軽自動車の後席の一般的な印象は、平面的で薄っぺらく、短距離を移動する時には十分だけど、長距離はちょっとつらい…といったものでした。
しかしこのタントエグゼの後席は、そんな常識を見事に覆してくれました。柔らかなベージュに包まれたインテリアの中に配されたシートはボリューム感のある立体的な造形で、思わず座ってみたくなるほどの作りの良さを感じさせます。
従前の軽自動車の後席がミニバン3列目の位置づけだとしたら、このタントエグゼの後席はミニバン2列目のキャプテンシートに昇格したかのようなインパクトを持っています。前後ドアの内張りも一体的で流れるようなデザインは上質の証と言えるでしょう。
ドアを開けた瞬間に、まるで4席の自宅のソファーが出迎えてくれるかのようなワンランク上のおもてなしが待っています。このタントエグゼであれば、お出かけする機会も自然と増えてしまうことでしょう。
アンバーイルミネーションはオトナの証!
最近の車のイルミネーションは白色LEDの普及に伴い、ホワイトのバックライトを採用したものが多くなっています。確かに白色もクールな感じがあってそれはそれで良いものですが、どこか画一的な印象があるのも否めませんでした。
このタントエグゼのバックライトイルミネーションは、電球色に近いアンバー基調のものとなっていて、それがかえって新鮮に感じ、また大人の雰囲気を醸し出しています。
バックライトのイルミネーションをDIYでわざわざアンバーに替えるキットまで販売されていますが、このタントエグゼでは、アンバーを好む大人心をしっかり反映してくれているのは、さすがといったところです。
きらびやかな大画面液晶ディスプレイも魅力ではありますが、このような落ち着いた雰囲気が好みの方にはまたとない選択肢となるに違いありません。
60kgもの軽量化による優れた環境性能!
タント登場時にも、もちろん軽量化は図られていますが、タントエグゼにおいては、ドア構造や、シート機構の見直しなど、さらに徹底的に構造の洗い直しが行われています。
その結果、軽自動車の軽量化としては脅威のマイナス60kgを達成し、業界関係者を驚かせました。ここまでの軽量化はフルモデルチェンジでもしないかぎり通常はありえないレベルだったのです。
もともと環境性能に優れるエンジンと高い動力伝達効率を持つCVTを搭載していたところへ、この軽量化の効果が加わり、スーパートールワゴンとしてはトップクラスの燃費水準となったのです。ここまで軽量化すると、心配になってくるのが安全面でしょう。
しかし安心してください。このタントエグゼは厳しい世界及び国内の衝突安全試験を軽々クリアしたのに加え、ダイハツ独自のさらに厳しい条件下での試験目標をもクリアし、万が一の事態にも高い乗員保護性能を証明しました。
タントエグゼは豊富な中古車から選びましょう!
前述のとおり、タントエグゼは新車販売が行わていませんので、購入を検討する場合は中古車から選ぶのが基本となります。
ちなみにタントエグゼ販売時の新車価格は113万円〜157万円とこのクラスのプレミアムモデルとしては、リーズナブルな設定となっていました。
タントのスペシャルモデルともいえる位置づけですので、タントと比較するとタントエグゼの流通数は少なめではありますが、それなりには売れていますので在庫を見つけるのは難しくはありません。
初登場から7年目を迎えた絶版車ということで、価格も大分こなれて来ているという印象があります。タントエグゼの中古車の相場価格帯は50万円〜110万円となっています。
実用性にも優れた人気のスーパートールワゴンのプレミアムモデルがこの価格帯で手に入るのは、かなりの魅力と言えるでしょう。
エクステリアは、若干大人しい印象もありますが、インテリアが軽自動車らしからぬ上質感と快適性を備えています。そのため両親や友達を乗せたりと、4人乗車の機会が多い方にはたいへんにオススメしたい、コストパフォーマンスに優れた車であると言えます。
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