DAYZ(デイズ)の評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | 日産 | ||
車名 | デイズ | ||
JC08モード燃費 | 26.2〜30.4km/L | ||
エコカー減税 | 100%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1620mm | 4.4m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2085mm | 1295mm | 1280mm | 820kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
115〜182.5万円 | 73.5〜148.5万円 |
デイズは、日産から2013年6月にデビューしたハイト(背高)ワゴンタイプの新型軽乗用車です。新型ゆえに、性能面や装備面で高い商品力を持っているデイズ。さっそく、その内容を見ていくことにしましょう。
中古車でさらにお得に購入できます。
デイズ登場の背景
日産が軽自動車の本格販売を開始したのは2002年です。スズキからOEM供給を受け、MRワゴンを日産用に仕立てたモコをリリースしました。
それから14年。当初こそ、日産が軽自動車を取り扱うことに違和感を覚えた人も少なからずいたようですが、現在では、すっかり板につき、「軽自動車も日産」と言えるほどの実績や知名度をいかんなく発揮しています。
その過程においては、モコだけでなく、三菱eKワゴン(2代目)のOEM供給モデルであるオッティや、商用モデルのクリッパーなどを続々とリリースしてきました。そして、三菱と日産が合弁で設立したNMKVが研究・開発し三菱が製造するモデルとして、三菱版は3代目eKワゴン、日産版はデイズとしてリリースされることとなりました。
つまりデイズは、3代目eKワゴンとは言わば従兄弟(いとこ)の関係であり、オッティの後継車という位置づけになります。そして、現在の日産の軽乗用車のラインナップは、2011年から販売している3代目モコとともに、デイズが中心的役割を担っています。
日産と三菱の「いいとこ取り」
デイズは日産と三菱の共同開発モデルであることから、お互いが持つ優れた技術を組み合わせて、よりよい製品に仕立て上げられています。
たとえば、ベースとなるエンジンは三菱のものを使用しつつ、日産の持つエンジン技術を融合させることで高圧縮比を実現し、燃費性能を向上させています。
また、車庫入れが格段に楽になる技術として人気のある、日産が持つ「アラウンドビューモニター(疑似俯瞰映像表示システム)」の技術をもとに、三菱がマルチアラウンドモニターとして装備するといった、先進装備の相互利用も実践しています。
一方、基本となる車台(シャーシ)は共有しつつも、外装デザインはお互いに異なるものとしています。これにより、単にエンブレムを付け替えただけの従兄弟車ではなく、それぞれのオリジナリティを発揮した車種に仕上がっています。
但し、いずれの車種も、ボンネットの位置を高くしつつフロントウインドウの傾斜角を強くする(寝かせる)ことにより、スポーティかつ流麗なフォルムとしている点は共通しています。
最新鋭ハイテク装備が満載!
さて、現行のデイズには、最新鋭のハイテク装備が満載されています。中でも目新しいのが、「ハイビームアシスト」です。これは、フロントガラス上部に設置した前方監視カメラが、対向車や先行車のライト、そして周辺道路の明るさを検知し、ハイビームとロービームの切り替え操作を自動化するものです。
昨今では、前方の視認性を向上し安全運転に資する目的から、対向車の迷惑とならない場面においては、ハイビームでの走行を警察当局も推奨しており、出来る限りハイビームでの走行を増やすことを目指して、新型デイズにグレード別に設定しています。
また、ユーザーの装着希望が急拡大している衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)についても、デイズは「エマージェンシーブレーキ(レーザーレーダー方式)」を標準装備としているほか、走行安定性を高める「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」や踏み間違い防止アシスト、「ヒルスタート(坂道発進)アシスト」や「エマージェンシーストップシグナル(急ブレーキを踏むと自動的にハザードランプを高速で点滅させる)」などを標準装備とするなど、安全性を高める装備を多数盛り込んでいます。
優れた燃費性能
デイズは、日産と三菱の技術を融合させた小型軽量の3気筒エンジンを搭載。通常のノンターボのみならずインタークーラーターボ搭載エンジンも用意し、パワフルな走りを提供します。
エンジンには副変速機付エクストロニックCVT(無段変速機)を組み合わせ、滑らかな走行フィーリングをもたらします。
加えて、減速時(13km/h以下)に作動する停車前アイドリングストップをグレード別に用意しているほか、減速時のエネルギーをバッテリーに蓄えて電装品の稼働用として再利用するバッテリーアシスト(電力回生システム)を搭載(最廉価グレードを除く全車に標準装備)しており、前述したエンジン改良などとの相乗効果により、JC08モード測定燃費は最高で30.4km/L(ノンターボ車・2WD)、および26.2km/h(ターボ車・2WD)という優れた数値を記録しています。
購入について
デイズは、アイドリングストップ機構を省略した最廉価版のJ(115.0万円、2WD)から、スポーティな装備を満載したライダー(182.5万円、ハイウェイスターGターボベース、4WD)まで、初心者ドライバーからベテランドライバー、カーマニアまでをもカバーする幅広いラインナップを取り揃えています。
一方、中古車については、登場からさほど年月が経っていない割に、豊富に出回っています。とりわけ、走行距離の少ない個体がたくさん流通しているため、状態のよい中古車が見つけやすいのが大きなメリットです。
デイズは中古車も比較検討してみよう!
デイズは2013年8月に発売されて以来、好調な売れ行きを見せていることから中古車市場にも多くの車数が流通、状態の良い車種やさまざまなグレードが揃っています。
まだフルモデルチェンジを行っていないので、中古車でも現行車と同じ型であるというメリットがあるだけに、新車購入の際は中古車でも比較検討する価値は十分にあるといえます。
デイズにはカスタム系グレードのハイウェイスターがありますが、このグレードがもっとも売れており、デイズ全体売上のうち75%を占めています。
デイズハイウェイスターの新車価格は125.4〜152.7万円となっていますが、ターボチャージャーを装着したもっとも高いGでも走行距離1〜2万kmの中古車では、110〜120万円が相場価格となっています。
販売期間が短いので比較的状態の良い車種が揃っていることもデイズ中古車の大きな魅力です。
中古車には走行距離が極端に短い新古車やデモカーが用意されているので、新車に近い状態の車種が欲しい場合は中古車販売店へ相談することをお勧めします!
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