ミニキャブトラックの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | 三菱 | ||
車名 | ミニキャブトラック | ||
JC08モード燃費 | 19.6〜19.8km/L | ||
エコカー減税 | 0%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1765mm | 3.6m |
荷台長 | 荷台幅 | 荷台高 | 車両重量 |
1940mm | 1410mm | 290mm | 690〜740kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
98.8〜112.8万円 | 36.0〜74.8万円 |
先代モデルに比べて居住性や走行性能が格段に向上したミニキャブトラック!
三菱のミニキャブトラックは、初代の登場が1966年と長い歴史を持ちますが、通算6代目の2014年に自社生産を終了、現在はスズキからキャリイのOEM供給を受けて販売しています。
元車のキャリイは2015年3月にフルモデルチェンジされ、先代の三菱自社製に比べて居住性と走行性が格段に向上しました。
三菱は軽自動車業界から完全撤退したわけではなく、EVシステムを搭載した軽自動車を製造しており、軽トラックもミニキャブMiEVの名前で販売しています。ただしベース車両は6代目の自社製コンポーネントを引き続き使用しています。
フロントのクラッシャブルゾーンまで広がったキャビン!
先代と大きく変わったのはエクステリアです。これまでのミニキャブはフロントにクラッシャブルゾーンを設けていたのでキャビン部はセミキャブオーバー型になっていましたが、フロントガラスをクラッシャブルゾーンまで前に移動させ、キャビン部をスクエアな形状としました。
このデザイン変更によってインパネを前方にレイアウトできるようになり、ヘッドレストからフロントガラスまでの空間が拡大されて、開放的な居住性を確保しました。
また余裕ある車内空間を活かし、運転席のシートはスライド幅を140mmに延長、14段階の調整が可能なので、乗る人の体型に合わせた最適なポジション調整が可能です。
ショートホイールベース化で悪路も安心!
フルキャブオーバー型に移行したことで、タイヤ位置のレイアウトも変更されています。従来はフロントぎりぎりに位置していた前輪タイヤは、キャビンの座席下に変えられました。
軽トラックは農道や細い市街地を走る機会が多いので、ホイールベースはできるだけ短い方が操縦性は向上します。タイヤ位置を座席下にレイアウトしたことにより、ホイールベースは軽自動車の中でもトップクラスのショートサイズとなる1905mmまで短縮、最小回転半径3.6mを実現しています。
軽トラックのショートホイールベース化は、他にも悪路で車体底部が乗り上げにくいというメリットを持っています。ミニキャブトラックは、このメリットをさらに有効にするためにアプローチアングルを23度、バンパー地上高を320mmに設定、悪路の走破性を高めました。
荷台が低いので作業もスムーズ!
荷台寸法はフロア長が2030mm、幅が1410mm、ゲート高は290mmで、最大積載量は軽自動車のリミットである350kgとなっています。
この荷台に載せられる積載物を具体的な荷物で表すと、リンゴコンテナは54ケース、ビールケースは60個、20Lポリタンクであれば40個が可能です。
荷台床面地上高は650mmと低く、キャビン部も足元やヒップポイントが最適にデザインされているので、運転しながら作業のために乗降を頻繁に行う人でも、疲労を軽減させる設計になっています。
直進安定性の良いトラックを中古車で求めるなら先代ミニキャブを!
現行車のミニキャブは2015年にフルモデルチェンジされているため、中古車市場にはあまり出回っていません。
販売されている車種のほとんどは新車同然なので価格も高値傾向で、走行距離0.3万km前後の場合、75〜85万円と新車販売価格からの下落幅が少ないので、中古車で購入するメリットは少ないといえます。
先代モデルや三菱自社製のミニキャブは、中古車市場で豊富な車数が流通しています。セミキャブオーバーのロングホイールベースなので旋回性能は劣りますが、直進安定性に優れているので、都市部の走行が多い人には最適な軽トラックとなります。
2008年登録モデルで走行距離5万kmの車種であれば、50〜60万円の範囲内で購入できます。
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