DAYZ ROOX(デイズルークス)の評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
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メーカー | 日産 | ||
車名 | デイズルークス | ||
JC08モード燃費 | 26.2km/L | ||
エコカー減税 | ハイウェイスターX Gパッケージ(2WD・エクストロニックCVT)の場合 取得税80%減税 重量税75%減税 |
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< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1775mm | 4.4〜4.7m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2235mm | 1320mm | 1400mm | 920〜1010kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
133.7〜197.2万円 | 80〜170万円 |
デイズルークスの評価・特徴
『デイズ ルークス(DAYZ ROOX)』は、日産の軽自動車事業を支える中核モデルです。日産には、他に『デイズ(DAYZ)』という軽自動車があります。
デイズルークスはその派生車で、デイスシリーズの第2弾。デイズのコンセプトを拡張したスーパーハイトワゴンとして、2014年2月に発売開始となりました。
デイズおよびデイズルークスの設計・開発は、日産自動車と三菱自動車の合弁会社であるNMKVが行っています。
また、デイズルークスに関しては製造も三菱が行い、三菱では『eKスペース』という車名で販売されています。eKスペースがシンプルなグレード体系なのに対し、デイズルークスはグレードが細分化されているのが大きな特徴です。
毎日の生活を快適にする、よく出来た道具
小さな子どもを持つママは毎日大忙し。保育園・幼稚園やお稽古などの送り迎えに、小回りの利く軽のワゴンは大活躍します。日産のデイズルークスは、このような日常の使用シーンで注目される人気のスーパーハイトワゴンです。
デイズルークスは、軽自動車の規格をほぼフルに使った余裕のサイズと、狭いスペースでも乗り降りがし易い両面スライドドアを備えています。
また、小学校低学年の子どもなら立ったままで着替えができる140cmの室内高を実現。小さな子どもがいる家庭での利用シーンでも便利に使える基本設計がなされています。
実はデイズルークスが備えるこれらの基本設計は、先行するホンダのN BOXやダイハツのタントとほぼ同様です。
しかしデイズルークスには、後発ならではの配慮が数多く搭載されています。高いレベルでの基本設計を備えた上で、ユーティリティ面でもワンランク上を目指したのがデイズルークスの特徴です。
たとえは、ドア内部に仕込まれたロール式のサンシェード、飲み物をこぼしてもすぐに拭き取れる撥水シート、後席の上部に設けられたシーリングファンなど、実際の生活を想定した装備やアイデアが随所に採用されています。
この他、後席を分割式とし、さらに前後の移動量を260mmも確保したロングスライドシートを採用するなど、後席の子どもと運転席のママとの距離を近づけるなど、実際の使用で便利に使える機能が数多く用意されています。
現代の“軽”らしく、最新の機能をしっかりフォロー
軽自動車と言えどもないがしろにできないのが安全性。最新の軽スーパーハイトワゴンであるデイズルークスは、もちろん、高い安全装備を備えています。
安全装備として注目の自動ブレーキシステムですが、デイズルークスでは、1番低価格な「S」グレードでも、この自動ブレーキシステム「エマージェンシーブレーキ」は標準搭載となっています。
このシステムは、赤外線レーザーによって前方のクルマを検知します。衝突の危険性があると警告灯とブザーでドライバーの注意を喚起し、自動的にブレーキを作動させます。
また、前方に壁などがある場所での駐車操作時にアクセルを強く踏み込んでも車両が飛び出さない「踏み間違い衝突防止アシスト」機能も搭載。この機能は10Km/h以下の低速走行時にも作動し、万が一の操作ミスでも事故や衝突を回避できます。
この他、横滑りを防止する「VDC」、車輪のロックを防ぐ「ABS」、乗員に応じて制動力を制御する「EBD」など、数々の安全機能が搭載されています。
もちろん、デイズルークスは安全面に加えて経済面でも優秀です。たとえば、クルマの減速時、13Km/h以下でエンジンをストップしてガソリンの消費をカットする停止前アイドリングストップを標準搭載。
さらに、減速中や下りの坂道などをアクセルOFFで走行している時に一定の条件が揃えば、デイズルークスではシリンダー内への燃料噴射をカットします。これにより、ガソリンの消費を最小限に抑えることができます。
また、減速中のエネルギーを使って発電し、その電気をバッテリーに充電する「バッテリーアシストシステム」も搭載しています。
このシステムによって得られた電力は、アイドリングストップ中のエアコンやオーディオ、ナビなどに使用されます。これによって、エンジン再始動時にも発電の負荷を軽減でき、結果的にガソリンの消費を抑えることが可能となりました。
ピッタリの1台を選べる、多彩なグレード展開
三菱のeKスペースと姉妹車となるデイズルークスは、装備や仕様に応じて多くのグレードを持ち、またボディカラーも豊富です。
デイズルークスでは、基本となるボディカラーが14色用意されています。さらに屋根の色を白やグレーにしたツートンカラーも選べますから、より自分に近いイメージでモデルを選ぶことも可能です。
デイズルークスでは、駆動方式も自由に選択可能です。各グレードで2WDと4WDが選択可能なのは、雪国や坂の多い土地に住む人には嬉しいことでしょう。
エンジンに関しては、グレードによってターボの設定の有無に違いがあります。しかし、一般の交通をリードするようなパワフルな走行が好みな人が、ちゃんとターボモデルも選べることは重要なことです。
この他、デイズルークスには内外装や装備に特別感のある特別仕様車「Vセレクション」やオーテックによる「Rider」や「Rider Black Line」などのスタイリッシュモデルもラインナップ。人とは違う個性を重視する人にも対応するモデルがちゃんと用意されています。
デイズルークスは中古車も検討してみよう!
デイズルークスは、2014年の2月に発売開始となった車種です。発売後まだ2年経たないモデルでもあり、中古車市場での価格は高めで安定しています。
もし、このモデルに強いこだわりがないのであれば、競合カテゴリにある他メーカーのモデルの方が安く買えるでしょう。
デイズルークスの中古車価格が下がるとすれば、あと1年ほどの様子見が必要です。発売後3年を経れば、車検期間の関係で多くの車両が市場に多く出回ることが期待できます。
もし、それを待たずに中古車の購入を考えるのなら、ディーラーの展示車や試乗車を狙うという手があります。発売後2年ほど経った今頃は、ちょうどディーラーが展示車や試乗車を入れ替える時期でもあります
試乗車の場合は未走行車というわけにはいきませんが、きちんとした整備の後に納車されますから、品質に不安はありません。
オプション類が装着されていることもあり、色などが好みに合えばお買い得です。購入法の候補として覚えておくと良いでしょう。
好みのモデルが必ず見つかるという保証はありませんが、それは中古車販売店の車両でも同じです。展示車や試乗車なら、費用面でかなりのメリットを受けることも可能です。
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