アトレーワゴンの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | ダイハツ | ||
車名 | アトレーワゴン | ||
JC08モード | 14.8km/L | ||
エコカー減税 | 0%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1875mm | 4.6m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
1970mm | 1310mm | 1350mm | 980kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
140.4〜176.5万円 | 49.9〜145.1万円 |
居住性とユーティリティ性を両立させたアトレーワゴン!
ダイハツのアトレーワゴンは同社の商用バン、ハイゼットカーゴを改造した乗用ワゴンです。エンジンを前席下にレイアウトするキャブオーバー型なので車内空間を広くとれるため、ユーティリティ性と居住性が両立している軽自動車として人気を集めています。
基本構造はハイゼットカーゴと同一ですが、エクステリアやインテリア、さらに装備品で差異化をつけています。3タイプすべてのグレードに自然吸気エンジンを設定せず、ターボチャージャー装着エンジンを搭載して走行性能を高めていることも特徴のひとつです。
ハイゼットカーゴから大きく変わったエクステリア!
エクステリアではフロントマスクのデザインが大きく変わっています。ヘッドライトは4灯式のディスチャージヘッドランプ、ラジエーターグリルは水平基調のシルバーモールで加飾され、バンパー内のロアグリルも横長に伸び、フォグランプが追加されました。
ボディサイドには下面にエアロパーツが装着され、スライドドアのピラー部分をブラック塗装にしたのでリアクォーターガラスまでの一体感が増し、シャープなイメージに変わって商用バンの面影を払拭しました。
アーバンナイトブルークリスタルメタリックや、ダイハツの新しいシンボルカラーとなっているトニコオレンジメタリックといったボディカラーを用意していることも、乗用バンの魅力を引き立てる一面になっています。
ラゲージルームのユースフルナットやホールを使えばカスタム化も可能!
インテリアは、ハイゼットカーゴのグレー1色から明るいベージュと落ち着いたブラウンのツートーンに変更され、上質で開放的な車内空間を演出しています。インパネはオリジナルデザインが採用されました。
水平基調の2段構造で、上部にメーターパネルやエアコンのアウトレットなどをまとめ、下部にはセンタークラスターやシフトレバーなどを装着、視認性と操作性を向上させています。
車内空間はキャブオーバーの利点を生かした広いスペースに加え、商用バンのユーティリティ性を生かした装備が用意されています。
ラゲージルームは、アウトドア用品を気軽に積載できるように床面と後部シート背面に防水・防汚処理を施し、車内空間をアレンジしやすいようにユースフルナットを8ヶ所、ユースフルホールを4ヶ所設けています。
オプションの伸縮パイプやL字金具を装着することによって、ユーティリティ性能をさらに高めることができます。
直進安定性を確保しながら最小回転半径4.6mを実現!
すべてのグレードに搭載されているインタークーラー付きターボチャージャー装着エンジン、KF-DET型エンジンは、最高出力を軽自動車業界自主規制の47kW(64PS)に抑えていますが、最大トルクは91N・m/2800rpmと1.0Lエンジン並のパワーを持っているので、ストレスを感じない軽快な走りを楽しむことができます。
直進安定性と車内の居住性を確保するために、ホイールベースを2450mmと長く設計していますが、フロントのクラッシャブルゾーンに部品が少ない利点を活かしてステアリングの切り角度を深く取ったため、最小回転半径は4.6mと短く、他の軽自動車とほとんど変わらない旋回性能を持っていることも特筆すべき点です。
中古車市場には低価格で状態の良い車種が揃っている!
アトレーワゴンの5代目となる現行車は2005年から販売されているため、中古車市場には豊富な車数が出回っています。最上級グレードとなるカスタムターボRSリミテッドの登録済未使用車が140万円前後と、新車よりも30万円安く販売されているケースもあり、全体的に安定した価格で推移しています。
現行車は100万円以内の車種も多く、2010年登録モデルで走行距離3〜4万kmという状態でも90〜100万円、2008年登録モデルまで下がれば80〜90万円が相場の中心価格帯となります。車内をカスタム化するのであれば、この価格帯がお勧めです。
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