ピクシスメガの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
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メーカー | トヨタ | ||
車名 | ピクシスメガ | ||
JC08モード燃費 | 23.2〜25.4km/L | ||
エコカー減税 | 重量税25〜50%減税 取得税40〜60%減税 |
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< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1835mm | 4.4〜4.7m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2215mm | 1345mm | 1455mm | 990〜1050kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
135〜170.64万円 | 141〜152万円 |
ピクシスメガの評価・特徴
ピクシスメガは、トヨタが2015年の7月に市場に投入した軽自動車の新モデルです。トヨタはこれまで、ピクシススペース、ピクシスエポック、ピクシスバンなどのピクシスシリーズを発表しています。
今回ご紹介するピクシスメガは、その最新モデル。ピクシスシリーズの他のモデル同様、ダイハツからのOEM供給を受けて販売される車両となります。
激戦の軽ミニバン市場に登場した新モデルということで、ピクシスメガには他社の軽スーパーハイトワゴンとは違った独自の個性が見て取れます。開発のキーワードは、「視界の良さ」と「広々とした室内空間」。趣味を含めた毎日の生活シーンで存分に使える使い勝手がピクシスメガの大きな魅力です。
視線が高い。5ナンバーミニバン並のアイポイント
軽自動車でも、使い勝手の良いスーパーハイトワゴンは大人気です。ピクシスメガは、その軽スーパーハイトワゴンの中にあっても最高レベルの全高1835mmを誇るモデルです。
全高が高い分、室内スペースにも余裕がたっぷりで、ピクシスメガでは室内高1455mmを誇ります。軽のスーパーハイトワゴンでは室内高1400mm程度のモデルが多いのですが、ピクシスメガはそれらよりも55mmも室内の天井が高いことになります。
高い室内は、背の高い荷物が積めることはもちろん、乗員の快適度にも大きく影響します。室内の天井が高いと、背の高い大人でも窮屈さや圧迫感をあまり感じません。これは大きな利点です。余裕のある室内高は、乗り降りの楽さはもちろん、軽自動車での移動をくつろぎの時間に変えることができます。
高い室内高は、運転者にとってもメリットをもたらします。たとえばピクシスメガでは、着座位置を高くすることでミニバン並の高いアイポイント(1387mm)を実現しました。
運転者のアイポイントが高いと、それだけ遠くを見渡せます。また、周囲の状況も把握しやすくなります。これはそのまま運転のしやすさや安心感につながります。
もちろん、室内高が高くてもフロア高は365mmと低く保たれています。両面スライド式の後部ドアは、当然ながらワンタッチ式です。指1本で自動開閉できますから、たとえ手に荷物を持っていても、乗車はとてもスムーズに行なえます。
いろいろなシーンで使える、多彩なシートアレンジ
軽自動車は、家族の送り迎えや買い物といったシーンで毎日使われます。しかし、ピクシスメガは、それを超える使い方に対応できる機能が装備されています。その代表が、多彩なシートアレンジです。
ピクシスメガの室内には、4つの独立したシートが配置されています。これらのシートは個々にリクライニングやスライドさせることが可能。大人4人が乗車した場合にも、それぞれが一番快適な乗車姿勢を取ることが可能です。
ちなみに、リアシートのスライド量は240mmを確保。シートを一番後ろまで移動すれば、大柄な大人でも足元が窮屈に感じることはありません。
また、助手席のシートを前に倒すとテーブルとして使える装備も採用されました。このテーブルは、ちょっとしたアウトドアやキャンプで便利に活用できそうです。
室内が広いピクシスメガは、荷物の積載能力も高いレベルにあります。特に、リアの荷物積載部にあるデッキボードの高さを変更できるのは便利です。
リアのシートを前に倒してこのデッキボードを高くすると、リア全体がほぼフラットになります。これは、ダンボールなどの箱物を積み重ねて運ぶ際にとても便利です。
便利に使える、収納スペース
毎日の生活の中で使う自動車を考える場合、室内の収納スペースはとても重要です。その点、多くの収納スペースが用意されたピクシスメガは、ちょっとした小物などの置き場に困ることはありません。
車内のいたるところに配置された小物入れやポケット類はとても便利です。ピクシスメガの場合、いずれの収納スペースも多目的に使える汎用性を備えているのが特徴です。特に運転席周囲に配置された多くの収納スペースは小物類を置くのに重宝するでしょう。
運転席シートの先端にカード類の収納ポケットが設けられているあたりには、特に実際の使用シーンを想定した配慮が感じられます。
この他、助手席シートの背に買い物フックを配置するなど、日常での使用を想定した装備にも抜かりなし。このフックは、使用しない時にはシート内に隠れるようになっており、見た目のスマートさと使い勝手の良さを両立したものとなっています。
背の高さと安定した走りを両立
全高180cmを超えるピクシスメガ。背の高い車体だけに、走行時のバランスを心配する人がいるかもしれません。しかし、その心配は無用です。
ピクシスメガでは、足回りの剛性を高めるためにスタビライザーが採用されています。また、ルーフパネルの板厚を最適化したり車体パーツを軽量化することで車両全体の低重心化を実現しています。
その上で大型のショックアブソーバーを採用するなどして高い操縦安定性を確保しています。
この他、ピクシスメガには、ドアミラーやリアのコンビネーションランプ部には高速走行時の操縦安定性に有利な空力フィンも設けられました。
このフィンによって、高速走行時に車体を左右から抑える力が発生します。これによって、走行時の揺れを軽減し、安定した高速走行が可能になりました。
省エネ性能、安全機能ももちろん搭載
現代の軽自動車らしく、ピクシスメガでは高い省エネ性能や安全性能も、もちろん搭載されています。
ピクシスメガに搭載されているのは、ツインカムの3気筒12バルブエンジンです。このエンジンはもともと高い省エネ性能を備えたものですが、これにアイドリングストップ機能を組み合わせることで、ピクシスメガでは高い省エネ性能を実現しています。
ピクシスメガでは、赤信号などで車両が完全に停止する前からエンジンを自動的に止める「エコアイドル」機能が全グレードに採用されています。これにより、2WDのL“SA”やD“SA”、Dグレードでは25.4km/Lの低燃費を実現しました。
さらに、レーザーレーダーによって前方の状況を把握して衝突や飛び出しを回避する「スマートアシスト」機能も搭載。気の緩みや不注意による事故の回避や被害の低減に役立ちます。
ピクシスメガは中古車も検討してみよう!
ピクシスメガは、市場に投入されてまだ間もない車種です。そのため、中古車の数はまだまだ少ないのが現状です。価格的にも高い状態にあるので、価格面を重視して選ぶタイミングには、もう少々時間が必要です。
狙い目としては、中古車店に並ぶ車両よりも、ディーラーの試乗車や展示車が良いでしょう。2015年の7月に販売が開始された車両ですから、6ヶ月が経過した2016年の2月頃に試乗車や展示車が新古車として売りに出される可能性はあります。もし、ディーラーでこのような車両を見つけたら、かなりのお買い得となります。
一般の中古車店でピクシスメガがたくさん並ぶとすれば、車検まで1年を切ったあたりでしょう。具体的には、2017年の夏以降が有力です。ピクシスメガはダイハツのウェイクの姉妹車ですが、メーカーのエンブレムにこだわらないのであれば、ウェイクを探すのも一つの方法です。
現時点では、ピクシスメガよりもウェイクの方が圧倒的に多数の中古車が流通しています。新しいモデルなのでまだ価格的には高めですが、それでもウェイクであれば100万円ちょっとから車両が選べる状態ではあります。
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