ディアスワゴンの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
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メーカー | スバル | ||
車名 | ディアスワゴン | ||
JC08モード燃費 | 15.2km/L | ||
エコカー減税 | - | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1875mm | 4.6m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2020mm | 1310mm | 1350mm | 1000〜1050kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
156.0〜181.4万円 | 68.5〜120万円 |
マイナーチェンジで安全性を高めたディアスワゴン
スバルのディアスワゴンはエンジンを座席の下にレイアウトしたキャブオーバー型の軽1BOXワゴンです。
ダイハツからOEM供給を受けて販売している車種で、元車のアトレーが一部改良したことを受けて2017年11月にマイナーチェンジを実施しました。
主な改良点はフェイスリフトとダイハツの最新予防安全装置「スマートアシストV」を標準装備したことです。
衝突の危険段階に合わせて作動する予防安全装置スマアシV
ダイハツの予防安全装置スマートアシスト、略してスマアシは2012年に初めて軽トールワゴンのムーヴに搭載されました。
その後、進化を続けて現在は第3世代になっており、ダイハツの車種ほとんどに装備されていますが、キャブオーバー型の商用車ハイゼットカーゴや乗用車のアトレーは基本設計が2005年と古いことから搭載が見送られてきました。
今回のマイナーチェンジによってようやく第3世代のスマアシを標準装備し、国が推奨する予防安全装置搭載車の統一名称「サポカーS」に認定されました。
ディアスワゴンのスマアシVはフロントガラス上部にあるステレオカメラで前方の障害物や歩行者を検知、衝突危険性の段階に合わせてブレーキを作動させます。
最初に衝突の危険性を感知すると衝突警報でドライバーに注意を促し、危険性が高まると同時にT次ブレーキや被害軽減ブレーキアシストを働かせ、最終的には緊急ブレーキを作動させるシステムになっています。
またステレオカメラは道路上の白線も認識できるので車線からはみ出しそうになった時は警告音とメーター内表示でドライバーに警報する他、シフトレバーを「R(後退)」に入れたままアクセルペダルを強く踏み込むとリアバンパーに設置したコーナーセンサーが障害物を検知し、急発進を抑制する後方誤発進抑制制御機能もなども備わっています。
マイナーチェンジで安定感を強めたフロントマスク
エクステリアはフロントマスクが大幅に変更されています。アッパーグリルは角型ヘッドライトと一体化したデザインになり、ウイングを思わせるシルバーモールの加飾でシャープな顔つきになりました。
ロアグリルは大面積の台形になりバンパーを左右に分割、安定感を強調して前期モデルとの差異化を果たしています。
ディアスワゴンは商用タイプをベースとしていますが、インテリアには高級感があります。
スピードメーターとタコメーターはリング全体にブルーとグリーンの照明を配色してアクセントを加え、ステアリングやピアノブラックのセンタークラスターにはシルバーモールを多用、シフトノブはメッキボタン製となっています。
なお、メーターパネル内の配色はエコインジケーターも兼ねており、燃費の良い運転をするほどブルーがグリーンに変わっていきます。
キャブオーバー型のメリットを活かしたシートアレンジ
キャブオーバー型1BOXタイプの特徴は前部席が車体の前方ギリギリに設計できるので車内空間を長く取れることです。
ディアスワゴンはリアシートがリクライニングでフルフラットになるため、フロントシートのヘッドレストを外して後ろに倒せば足を伸ばして水平に寝られるシートアレンジが可能です。
逆にリアシートの背もたれを前倒させるとフルフラットな広いカーゴルームになり、27インチの自転車をそのまま積載できます。
4名乗車時でもカーゴルームの最大容量は1116Lと、FFの軽ワゴンをはるかにしのぐ空間を確保しました。
ハイパワーを発揮するターボ装着のKF型エンジン
今回のマイナーチェンジでグレード体系が整理され、RSとRS Limitedの2種類(それぞれにスマアシ付きとスマアシなしのタイプあり)になりました。違いは装備だけで走行性能に変わりはありません。
搭載しているエンジンは軽量ハイパワーのKF型で、これにインタークーラー付きターボチャージャーを装着、最高出力は47kW(64PS)、最大トルクはリッターカー並の91N・m(9.3kgf・m)を発揮します。
ただし燃費効率はキャブオーバー型のウィークポイントであるため、JC08モードは15.2km/Lに留まっています。
中古車市場ではOEM車よりも高値のスバル自社製ディアスワゴン
軽乗用車のキャブオーバー型1BOXタイプは中古車市場で人気車種のため、ディアスワゴンも全体的に高値傾向となっていますが、特徴的なのはダイハツからOEM供給を受ける以前の、2012年まで販売されたスバル自社製造モデルの方が高い販売価格になっていることです。
2010年式前後で走行距離3万km以下の場合は120〜130万円、2007年式前後で走行距離5万km前後でも80〜90万円が中心価格帯となっています。
高値になっている理由はサスペンションが4輪独立懸架で乗り心地が良いこと、エンジンが軽自動車では珍しく直列4気筒を搭載しているので滑らかな回転が得られること、スバル特有の頑丈さがあるので耐久性が高いことなどが挙げられます。
OEM供給後のモデルは2016年式走行距離1万km前後で110〜120万円が中心価格帯となっています。
ただし中古車市場に流通している車数は極端に少ないので、好みの車種がない場合はダイハツのアトレーを検討材料に入れることをおすすめします。
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写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | スバル | ||
車名 | ディアスワゴン | ||
JC08モード燃費 | 14.8km/L | ||
エコカー減税 | 0%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1875mm | 4.6m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
1970mm | 1310mm | 1350mm | 980kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
140.9〜174.4万円 | 59.3〜110万円 |
ディアスワゴンは前席下にエンジンを置くキャブオーバー型の乗用ワゴン!
スバルのディアスワゴンは、ダイハツからアトレーワゴンのOEM供給を受けて販売している1BOXタイプの乗用ワゴンです。
外観上はスーパーハイトワゴンと似ていますが、エンジンのレイアウト位置が違っており、ディアスワゴンは前席下にエンジンを置くキャブオーバー型です。
グレードはベーシックモデルのLS、実用的な装備を充実されたRS、コンパクトなミニバンをしのぐ豪華装備のRS Limitedの3種類があります。相違点は装備面だけで、全車がターボチャージャーを装着したエンジンを搭載、高い走行性能を持っていることが特徴です。
フルフラットにすれば車中泊も可能なシートアレンジ!
キャブオーバー型乗用ワゴンの魅力は、なんといっても車内の広さです。トールワゴンやスーパーハイトワゴンのようにエンジンがフロントにないので、前部席をセミボンネットのクラッシャブルゾーンぎりぎりまで広げることができるため、前後の座席間の距離や荷室のスペースをたっぷり取ることができます。
車内長は1970mmとなっていますが、これは前部席のダッシュボードから後部席のヘッドレストまでの長さで、その後ろにある荷室は4人乗車時でも1116Lの容量を確保しており、海外旅行用のスーツケースを縦にして4個入れるだけのスペースがあります。
この荷室の空間を利用すると、一般的な軽自動車では無理なシートアレンジも可能になり、前席のヘッドレストを外し前後席の背もたれを後倒させれば、フルフラットの空間も作れるので大きな改造を施さなくても車中泊ができます。
商用バンをベースにしながらも上質なインテリア装備!
インテリアは、ベースモデルの商用バンと違って上質感が演出されています。インパネ回りは独自の形状に変更され、ワイド感を強調したデザインを採用、ツートーンのカラーはドアトリムやアッパートリムにも使われているので、明るい雰囲気にまとめられています。
また、荷室のユーティリティ性は商用バン譲りとも言えるほど便利で、ハッチバックドアを跳ね上げると大開口部の荷室が広がり、後部席の背面と荷室床面のカーペットには防汚と防水処理が施されています。アウトドアで使った泥だらけの器材も気兼ねなく荷室に積むことができます。
搭載しているKF型エンジンは重量を47kgまでシェイプアップ!
搭載されているターボチャージャーを装着したエンジンは、ダイハツが2005年から自社車種に採用しているKF型です。
このエンジンの特徴は、チェーンカバーのモジュール化や吸気レイアウトを最適化して軽自動車にふさわしいコンパクトな大きさにまとめたことです。その結果、エンジン単体の重量は47kgまでシェイプアップ、軽自動車に採用されているエンジンでは最軽量を実現しています。
燃費効率も、従来ダイハツが使っていたEF型に比べると大幅に改良されていますが、ディアスワゴンは軽自動車の中でも車重が重いことに加え、後輪駆動のためトルクが必要になることから、JC08モードは14.8km/Lとあまり良くありません。
また最小回転半径も4.6mと平均的な軽自動車の数値をやや上回っています。運転に不慣れな人よりも、普段からある程度運転してスキルの高い人の方が適している車種といえます。
中古車で購入するならアトレーワゴンも選択肢の候補に!
ディアスワゴンの現行車は2009年9月から販売されていますが、中古車市場に出回っている車数は極端に少ない状況です。
2014年登録モデルで走行距離3万km前後と状態の良い車種は120〜140万円、2009年登録モデルで走行距離7〜8万kmの状態の車種は60〜70万円で購入が可能ですが、車数が少ないので予算に該当する車種が必ず自分の好みと一致するとは限りません。
ディアスワゴンと同等の性能を求めるのであれば、アトレーワゴンの中古車を検討材料に入れれば、選択肢は格段に広くなります。
ボリュームゾーンとなる60〜90万円台には、2010年登録モデルで走行距離4〜5万kmといったコストパフォーマンスに優れた車種が豊富に販売されています。
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