ハイゼットキャディーの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | ダイハツ | ||
車名 | ハイゼットキャディー | ||
JC08モード燃費 | 21.8〜25.0km/L | ||
エコカー減税 | 50〜100%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1850mm | 4.4m |
荷室長 | 荷室幅 | 荷室高 | 車両重量 |
1310mm | 1210mm | 1235mm | 970〜1020kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
135.5〜155.5万円 | ー万円 |
ウェイクのメリットが活用されている商用バンのハイゼットキャディー
ダイハツのハイゼットキャディーは乗用車のスーパーハイトワゴン、ウェイクをバンタイプに改良した商用車です。
これまで軽商用車はエンジンを座席の下にレイアウトするキャブオーバー型に限られていましたが、ハイゼットキャディーはエンジンをフロントにレイアウトするFFなので、キャブオーバー型に慣れていない女性でも違和感なく運転できることが特徴のひとつとなっています。
FFレイアウトなので小柄な女性でも乗降がラク!
キャブオーバー型のメリットはフロントのエンジンレイアウト長がないので荷室長を伸ばせることです。
ハイゼットカーゴの場合、荷室長は1860mmあり、助手席背もたれを前倒させると2630mmまで拡大できてカーペットなど長尺物を積載することも可能ですが、反面、座席下のエンジンによって座面が高くなるので乗降がやや不便になり、また荷室には背高の荷物を積むことができません。
ハイゼットキャディーは2人乗りでも荷室長は1310mmしかなく、最大積載量も150kgに制限されていますが、座面の高さはウェイクと同じ750mm、乗員室フロア高は360mmに抑えられているので小柄な女性でも乗降をスムーズに行えます。
観葉植物や鉢植えを配達するフラワーショップ、あるいは衣服をハンガーに吊るしたまま配達するクリーニング店の場合、荷室長や積載量がそれほど重要ではなく、むしろ女性でも運転しやすい操縦性や荷室高、簡単な積み下ろしのできる設計の方が作業効率は上がります。
ややニッチな商用車となりますが、ニーズは十分にあるといえます。
背高荷物も積載可能にする2ヶ所の床下収納
荷室はウェイクの後部席を取り除き、その部分に床面パネルをはめ込んであります。この床面パネル下にはウェイクに装備されていなかったスペアタイアが収納されており、その横にはアンダートランクが設置されました。
床面パネルを上げれば荷室高では積むことができない背高の荷物も積載可能となり、また普段は使わない作業用工具を入れておくなど工夫次第でいろいろな使い道ができるスペースです。
またラゲージルーム床下にも同じく容量90Lのアンダートランクがあるので、両方を効果的に使えばさらに作業効率が上がります。
インパネ回りはウェイクと共通のデザインです。センタークラスターにCVTトランスミッションのシフトレバーがレイアウトされており、足元に余裕を持たせる小さなデザインなので前席の左右移動をスムーズに行えます。
助手席側には約6.6Lという大型のインパネトレイがあり、センターメーターのメリットを活かして運転席側にもアッパーボックスが設置されました。ティッシュボックスがそのまま入る容量を確保しています。
その他、インパネ助手席側にショッピングフック、センターポケットやトレイなどキャビン部は作業効率を高めるためのユーティリティ性を備えています。
予防安全装置のスマアシUをグレード設定
予防安全装置はスマートアシストU(SAU)がグレード設定されました。ハイゼットカーゴには依然、予防安全装置が設定されていないことを考えるとこれもハイゼットキャディーの優位な点のひとつとなります。
フロントガラス上部の単眼カメラとラジエターグリルのレーダーレーザーで先行車両や障害物、歩行者を検知、衝突回避支援のブレーキを作動させたり衝突警報を運転者に促したりする機能に加え、リアバンパーの両側コーナーにソナーセンサーが設置されているので、後方に障害物がある場合にアクセルを強く踏み込むとエンジン出力を制御する後方誤発進抑制制御機能も備わっています。
これらの予防安全装置は商用車にとって運転だけでなく、作業の安全性も向上させる支援機能といえます。
ハイゼットキャディーの中古車は車数が少ないので妥協も必要!
ハイゼットキャディーは2016年6月の発売ですが、すでに中古車市場に流通しています。ただし車数はそれほど多くないので必ず希望するボディカラーやグレードが見つかるとは限りません。
軽自動車でFFの商用バンは他にないため、中古車でハイゼットキャディーを購入するのであれば、ある程度の妥協は必要と考えるようにしましょう。
流通している中古車の走行距離は短めです。最長でも4万km前後、ほとんどの車種が1万km前後の状況となっており、登録済未使用車も出回っています。
SAU装備車の場合、走行距離0.8万km前後の車種は110〜120万円、登録済未使用車は120〜130万円の範囲内で購入可能となっています。
1位の中古車検索サービス
最近の軽自動車は車体価格が普通車並みに高くなっていますので、保証付きの優良中古車を選ぶ方が増えています。
新車を検討している方も、比較のために1度は中古車見積もりをとっておくことをお勧めいたします(^^)※氏名・電話番号は必ず正しいものを入力しましょう!
1位の車査定サービス
車を購入するお店でそのまま車を「下取り」にだすと、下取り価格を高くする代わりに値引額を下げられますので結局損をします。
軽自動車を最も高く売るためには、複数の買取業者に見積もりをとって買取価格を比較することが大切です!
※ 英数字 → アイウエオ順で掲載しております(^^)