エブリィワゴンの評価・レビュー
写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | スズキ | ||
車名 | エブリイワゴン | ||
JC08モード燃費 | 14.6〜16.2km/L | ||
エコカー減税 | –-%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
3395mm | 1475mm | 1815〜1910mm | 4.5m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2240mm | 1355mm | 1315〜1420mm | 970〜1010kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
142.56〜178.2万円 | 119〜204万円 |
エブリイワゴンの評価・特徴
スズキが販売するエブリイワゴンは、同社のエブリイと姉妹関係にあるモデルです。商用車のエブリイに対し、エブリイワゴンは乗用車という位置づけにあります。
やや抑えた落ち着いたデザインで1999年に初代が登場し、3代目となる現行モデルは2015年2月に販売が開始されました。
商用モデルと姉妹関係にある関係か、エブリイワゴンには過剰な派手さはありません。装備や機能についても質実剛健なものが多く、周囲にファッション性をアピールするというよりは便利な道具を長い期間使うような、実用重視のユーザーに愛されているようです。
標準ルーフとハイルーフ、2種類のボディ形状
エブリイワゴンには、屋根の形状で2種類のボディが用意されています。標準ルーフでも全高1815mmのスーパーハイトワゴンですが、ハイルーフ仕様ではさらに95mm高い1910mmとなります。
この全高はそのまま室内空間に活かされ、ハイルーフ使用では標準ルーフ仕様に比べて105mmも高い室内高を実現しています。
エブリイワゴンでは、標準ルーフ仕様でも室内の高さは1315mmが確保されています。これが、ハイルーフ仕様では1420mmとなります。近ごろは、各社から室内高1400mmの軽ワゴンが発表されていますが、エブリイワゴンのハイルーフ仕様は、その室内高を20mmも超えることになります。
この高い室内高は、エブリイワゴンの使い勝手を大きく広げます。たとえば、キャンプはエブリイワゴンが最も得意とするジャンルです。高い室内高は、多くの荷物を搭載できることはもちろん、室内でくつろぐ際にも有利です。
キャンプに便利な各種装備
エブリイワゴンでは、ハイルーフ仕様のみならず、標準ルーフ仕様のモデルでもシートをフルフラットにすることができます。
また、フルフラット化したシートをさらに快適にする「ベッドクッション」や「プライバシーカーテン」、「プライバシーシェード」などのアウトドア用オプションも多数用意されています。これらを使うと、キャンプ場で車内泊をするなど、エブリイワゴンを核にしアウトドア活動ができることになります。
また、エブリイワゴンには各種の収納関連オプション類を装着するためのネジ穴(ユーティリティナット)やラゲッジボードステーが初めから車体に用意されています。これらを使用すると、車体の改造なしで各種のオプションが取り付けられます。これは便利です。
エブリイワゴンには、趣味やレジャーを楽しむためのオプション類が多数用意されています。これらのオプションを手軽に取り付けられるカスタマイズ性がエブリイワゴンの大きな魅力です。
パワフルな走行を楽しめる、ターボエンジン搭載
エブリイワゴンには、各モデルともターボエンジンが搭載されています。これは、エブリイワゴンが高い走行性能を備えていることを表しています。
エブリイワゴンに搭載されたR06A型エンジンは、吸気側に可変バルグ機構を持つDOHCエンジンです。このエンジンは、状況に応じて吸気バルブの開閉タイミングやリフト量を調整することで、燃費を考慮しつつ、環境と出力を最適化することができます。
エブリイワゴンではこのエンジン本体にターボを組み合わせることで、最高出力64PS、最大トルク9.7kg・mを発揮します。
注目すべきは、このエンジンが最大トルクを3000回転という低い回転域で発揮している点です。エブリイワゴンのエンジンは低い回転域で太いトルクが出るので、無駄に回転を上げることなく、発進や坂道などでも余裕を持って走行することが可能です。
さらに、このエンジンは、ターボでありながらJC08モードで16.2km/Lを実現する高い燃費性能も実現。パワーと経済性の両立にも成功しています。
先進の安全機能を搭載
エブリイワゴンの外観やインテリアなどのデザインは、落ち着いた感じでまとめられています。しかし、安全性能に関しては、攻めの姿勢が見受けられます。
エブリイワゴンにも、最近の軽自動車に導入が目立つ衝突被害軽減ブレーキシステムは標準で搭載されています。
また、ペダルやシフトなどの操作ミスによる飛び出しを防止する誤発進抑制機能も搭載されました。これにより、日常の運転で起こりうる多くの事故が回避できるでしょう。
この他、タイヤの横滑りを抑えるESPや発進・加速時に駆動輪の空転を抑えるトラクションコントロール、急ブレーキ時にタイヤのロックを抑えるABSなども装備。
これらは電子制御による自然な制御介入で、運転者が気が付かないうちに車両の走行状態を安定させることができます。
エブリイワゴンは中古車も検討してみよう!
現行モデルのエブリイワゴンは、2015年2月に発売が開始されたモデルです。まだ発売後の日が浅いこともあり、中古車市場での価格は高めと言わなければなりません。
現行モデルの2WD車であれば、最安で120万円程度の車両価格となっています。100万円を切るまでにはもう少々時間が必要です。
ただ、台数に関しては数が多く流通している印象があります。特に2WDモデルであれば、色も含めて、比較的好みの車両が選べる状況にあります。逆に4WDモデルは数が少なく、流通量は2WDが80%、4WDは20%程度になります。
標準ルーフとハイルーフがあるエブリイワゴンですが、中古車市場においては、価格・台数ともに、その差はあまりありません。
エブリイワゴンの場合、設定されたボディカラーはどれも落ち着いたものです。この車種に関しては、ボディ色によって値段の差は見受けられません。
もし色の好みにこだわりがないのであれば、色の指定は行わずに検索をすると程度の良い車両に巡りあう確率が上がります。
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