こちらのページでは、軽自動車のすべてのタイプのスペックを、メーカーのラインナップを超えて比較・ランキングしています!
「燃費・価格・エコカー減税」などの重要なスペックを比較しておりますので、皆様の軽自動車選びと購入ガイドにご活用ください(^v^)
並び順は、左から月の販売台数が多い順(人気順)となっております。
※こちらのランキングは全国的な業界団体である「社団法人全国軽自動車協会連合会」の販売台数統計データを元に作成しております。
最近の軽自動車は車内空間の拡大と豪華装備によって、ファーストカーの地位を確保した車種が増えています。新車販売ではファーストカーの車種が上位を占めていることから、その傾向が中古車人気ランキングにも反映されています。
一方で新車販売では上位に入ることがない個性的な車種やベーシックな車種が中古車人気ランキングではトップ10に入っています。
軽自動車の中古車人気ランキングは、ファーストカーの軽自動車を新車で買うより中古車で購入したいタイプ、実用性重視なのでベーシックな中古車を選ぶタイプ、新車では躊躇して買えなかった個性的な車種を中古車で購入するタイプと、3タイプのユーザーで構成されているといえます。
人気ランキングのトップは軽自動車販売の両雄、ダイハツとスズキを代表する2車種が占めています。
タントは車内の広さと小さな子供がいる家族に向けた設計でファーストカーとしての地位を確保したスーパーハイトワゴン、ワゴンRはオールラウンドなユーティリティ性で軽自動車のスタンダードとなったトールワゴンで、それぞれベンチマーク的な車種になっており、中古車市場には大量の車数が流通しています。
車数が多いため、価格や装備だけでなく予算面やボディカラーなど、ユーザーの選択肢が広いことも人気を集める理由のひとつですが、これに加えてタント、ワゴンRともに実用性で大きな特徴を持っていることが軽自動車の中古車ランキングでトップに立つ要因となっています。
タントには助手席側のセンターピラーをドア内部に装着して幅広い開口部を実現したミラクルオープンドア、ワゴンRには回生エネルギーを蓄電して電装品に供給するエネチャージシステムがあり、それぞれ使いやすさと燃費効率が大きな特徴となっています。
またタントは現在流通している中古車の多くに予防安全装置のスマートアシストが装備されており、ワゴンRも2013年モデルからレーダーブレキーサポートが搭載されています。
N-BOXは予防安全装置のシティブレーキアクティブシステムが用意されていますが、オプション扱いであるため、未装着車の多いことが下位に甘んじた理由のひとつです。
第6位と第7位には、ともに生産終了した車種がランクインしました。ライフはN-BOXが登場する以前、ホンダが唯一製造販売していた軽乗用車で、全高1.6mを超えるトールワゴンです。2014年4月まで販売されていました。
日産のモコはスズキのMRワゴンをOEMで販売していた車種で、こちらもトールワゴンとなっていますがユーティリティ性よりも個性を重視、若年層女性向けの仕様だったことが特徴です。2016年5月まで販売されていました。
生産終了車種の後継車にまったく別のネーミングが与えられるのは新型車に生産終了車のイメージを残さないためです。したがってネーミングを残さない車種は不人気車となり、中古車市場では価格が下がる傾向にあります。
ライフを例に取ると最終モデルとなる2014年式で、走行距離2万km前後という状態の良い車種でも60万円前後で購入することが可能です。N-BOXに比べればネームバリューが低く目立たない車種ではありましたが、最終モデルは生産終了が確定していただけに豪華オプションが標準されるなど高いお得感があります。
豪華装備の生産終了車は豪華装備を求めるユーザーに取ってコストパフォーマンスに優れていることがランクインした人気の要因といえます。
第5位と第9位は女性向けのラパンとSUVのハスラーが入りました。実用性が優先される軽自動車の中で、どちらも訴求対象を限定し、個性を強く打ち出しているのが特徴です。
ラパンは2BOXハッチバックのアルトをベースにした車種で、レトロ調のエクステリアを持ち、ボディカラーにはフレンチシフォンやカシスピンクなどの特別色が用意されています。
家族4人で乗るには車内空間が狭く、男性が運転するにはやや気恥ずかしさを覚える車種なので新車では購買層が限定されてしまいますが、中古車になると価格が下がることもあって、魅力を感じていた潜在的なユーザーによる購入が人気ランキングの結果につながりました。
ハスラーはSUVなのでアグレッシブなエクステリアになっていることから家族向けのファーストカーにはなりませんが、中古車で購入するならレジャー専用のセカンドカーとして十分に魅力を持つ車種となっています。
軽自動車のベーシックモデルは2BOXハッチバックタイプですが、ユーティリティ性が低いことから以前は不人気車種として扱われていました。しかしダイハツとスズキが2BOXハッチバックタイプで燃費競争を行ったことにより、中古車市場でもミラとアルトが経済性を重視するユーザーから人気を集め、第8位と第10位にランクインしました。
軽量化のためにインテリアは装備を省いて簡素に設計されていますが、その分、燃費効率が良く、ミラの派生車種であるミライースはJC08モード35.2km/L、アルトは37.2km/Lを達成しています。優れた経済性はビジネスに向いているというだけでなく、家族のセカンドカーとしても最適な車種であることが中古車購入ユーザーの支持を得た理由です。
経済性や実用性は軽自動車の中古車ランキングで大切な要因となりますが、今後は予防安全装置の有無が人気ランキングに与えると予想されています。
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