こちらのページでは、ガソリンがたくさん入る(タンク容量)軽自動車のスペックを、メーカーのラインナップを超えて比較・ランキングしています!
比較するために重要なスペックを表にしてランキングしていますので、皆様の軽自動車選びと購入ガイドにご活用ください(^v^)
※こちらのランキングは全国的な業界団体である「社団法人全国軽自動車協会連合会」の販売台数統計データを元に作成しております。
ガソリンがたくさん入る(タンク容量)軽自動車の人気ランキングを見ると、すべて40L仕様になっているので差異化が難しい、と思う人もいるはずですが、実際は40L未満の車種の方が多く、とくに他のランキングで上位を占める乗用車は35L以下となっています。
軽乗用車は1つの車種のためだけに基本設計の開発をすることはほとんどありません。できるだけ共通のコンポーネントを流用できるように基本設計の車種から派生車種を生み出した方がコストを低く抑えられるのがその理由です。
ダイハツのコペンやホンダのS660など、派生車種を生み出せない車種は当然、部品も専用を作らなければならないので車両本体価格も高くなってしまい、軽自動車では考えられないほど高価になってしまいます。もちろんコペンやS660はその高価もブランド品位となりますが、汎用モデルでこの手法を使うと販売戦略で失敗を招き、経営の悪化につながってしまいます。
ガソリンタンクも部品として例外ではありません。車種ごとにガソリンタンクの設計を行って発注、製造していたらコストは高くなりますが、車種が異なっても同タイプのガソリンタンクを使えばコストを低く抑えることができます。
ランキング上位の常連、タントやミラなどのダイハツは2WDが30L、4WDが34Lとなっており、ワゴンRやスペーシアのスズキは駆動方式を問わず27L、N-BOX系のホンダは2WDが30L、4WDが35Lとなっています。
ガソリンがたくさん入る(タンク容量)軽自動車人気ランキングでジムニーやコペンといったワンオフの設計車を除くと、すべてセミ1BOXのキャブオーバー型です。これらの車種はエンジンを座席の下に置いて後輪を駆動するため、比較的ガソリンタンクの容量を大きくできること、燃費効率が乗用タイプに比べると劣るので多くのガソリンを必要としていることなどが40L容量の設定理由です。
一方、FFの乗用タイプは限られたボディサイズの中で、できるだけ乗員空間を広く取らなければならないという命題を抱えています。その開発努力はミリ単位で行われているので、車両後方にレイアウトするガソリンタンクはできるだけ小さくしたいのですが、あまり小さいと航続距離が短くなってしまいます。
ガソリンタンクを小さくするためには少ない燃料で長く走れば解決できます。つまり現在の燃費効率の向上は車内の拡大にも役立っているのです。ガソリンタンクが小さくても、最終的な航続距離はどの車種も大きく変わるわけではありません。むしろガソリンタンク容量よりもガソリンの消費を抑える運転の方が航続距離に影響を及ぼします。
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