こちらのページでは、アイドリングストップ付の軽自動車のスペックを、メーカーのラインナップを超えて比較・ランキングしています!
比較するために重要なスペックを表にしてランキングしていますので、皆様の軽自動車選びと購入ガイドにご活用ください(^v^)
※こちらのランキングは全国的な業界団体である「社団法人全国軽自動車協会連合会」の販売台数統計データを元に作成しております。
アイドリングとはエンジンが稼動状態でありながら走行に関与しておらず、いつでも稼働できる状態であることを言います。10~15年ほど前までは軽自動車に限らず、高級乗用車であってもアイドリング状態を維持するのは必要不可欠のことでした。
しかし渋滞中や長時間の停車でアイドリング状態にすることは燃費効率を極端に悪くします。走行していない状態でエンジンを稼働させていればエンジン冷却水の温度が上がってしまうため、ラジエターに風を送る冷却ファンを回さなくてはならず、これがエンジンへ負荷をかけるのでさらにガソリンを使うことになる、という悪循環が生まれます。
しかし信号待ちや渋滞の時にエンジンカットとスタートを頻繁に行うと、スターターモーターの故障を招く危険性がありました。現在、アイドリングストップ機能が軽自動車のほとんどに標準装備されている背景には、耐久性の高いスターターモーターや大容量バッテリーの使用、さらにオルタネーターをスターターモーターに代用するなど各メーカーのさまざまな工夫があります。
アイドリングストップは燃費効率の改善や騒音対策には欠かせない機能となっているだけに、軽自動車の新型モデルには必ず標準装備されていますが、各メーカーによって若干の違いがあります。
ダイハツの「新エコアイドル」システムは作動速度を9km/h以下に設定しており、渋滞時の低速走行やバック時、またはバック後の前進も10km/h以上にならないと作動しないのでスムーズな発進が可能です。
また道路勾配10%以下であればアイドリングストップが作動、坂道発進による後退を防ぐ「ヒルスタートシステム」も付いており、これらの機能はスーパーハイトワゴンのタントから、2BOXハッチバックの燃費重視型であるミライースまで標準装備されています。
スズキのアイドリングストップは「S-エネチャージ」という統合的なシステムの中に組み込まれており、作動速度は13km/h以下に設定されています。このシステムはパラレル方式のハイブリッドなので回生エネルギーを蓄電し、再始動の際はモーターだけで走行することも可能になっています。
また空調ユニット内にはエアコンの冷房で凍る蓄冷材が内蔵されているので、アイドリングストップ中でも送風で冷たい風を送るシステムが備わっています。ただし、この「S-エネチャージ」はダイハツのように全車共通ではなく、廉価版のアルトや女性向けのラパンになると従来システムの「エネチャージ」となります。
ホンダや日産三菱共同開発車のアイドリングストップ機能も基本性能は同じですが操作性や作動制御時速に違いがあるので、購入の際は試乗して違いを確認してください。
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