こちらのページでは、小回りが利く(最小回転半径)軽自動車のスペックを、メーカーのラインナップを超えて比較・ランキングしています!
比較するために重要なスペックを表にしてランキングしていますので、皆様の軽自動車選びと購入ガイドにご活用ください(^v^)
※こちらのランキングは全国的な業界団体である「社団法人全国軽自動車協会連合会」の販売台数統計データを元に作成しております。
小回りの利く車であること、つまり車の旋回性能を決める目安として表記されるのが最小回転半径です。これは車のかじ取車輪(ステアリングのことを自動車検査独立行政法人はこの名称で表しています)を左右どちらかに最大に回し、低速で旋回させた時の外側のタイヤの接地している半径を計測している数値です。
最小回転半径の数値が小さいほど小回りの効く車となりますが、最小回転半径を小さくするためにはホイールベースを短くする、ステアリングの切り角度を大きくするなどの設計が必要ですが、ホイールベースを短くすれば直進安定性が失われ、ステアリングの切り角度を大きくするためには駆動輪のある部分にスペースを設けなければ実現できません。
軽自動車は車幅や全長といったホイールベースやステアリングの切り角度に影響する部分が規制で定められているため、各軽自動車メーカーとも、どの部分を優先するか、という複雑な要素を考えながら最小回転半径を決めています。
小回りが利く(最小回転半径)軽自動車の人気ランキングを見ると2BOXハッチバック系、スズキのアルトやダイハツのミライース、それぞれのOEM車が上位を占めていますが、これはエンジン部分を独立させるボンネットをキャビンと独立させているため、エンジンルームに余裕があり、ステアリングの切り角度多く取れるからです。
対してスーパーハイトワゴンやスーパーハイトワゴンはホイールベースが短いものの(一例としてアルトは2460mm、スペーシアは2425mm)、乗員空間のキャビン部を広く取る目的からエンジンを収納するセミボンネット部分が圧縮されているためハンドルの切れ角度が少なくなり、最小回転半径がどうしても大きくなってしまいます。
技術的にはさらに最小回転半径を小さくすることは可能ですが、ワゴン系は重心位置が2BOXハッチバックに比べて高くなってしまうので、ハンドルの切り角度を大きくするとカーブの安定性が損なわれる懸念があることから、意図的にやや大きくしているという面もあります。
また2BOXハッチバックは最小回転半径がワゴン系に比べて小さくなっていますが、4WD車やグレードによって異なるので(アルトのハイグレードXは4.6m)、購入する際は必ずグレードごとの最小回転半径を事前に確認してください。
軽自動車の旋回性能が高いのは事実ですが、グレードによってはコンパクトカーよりも最小回転半径が大きい場合もあります(トヨタのヴィッツは4.5~4.8m)。小回りが利くから、という固定観念を持たず注意して運転してください。
< ページの1番上へ > < サイトのTOPページへ >
【運営会社情報】
【プライバシーポリシー】
© 2000-2017 Freeb Inc.