ホンダ N-BOXとダイハツ ウェイク徹底比較!
ホンダ・N-BOX | ダイハツ・ウェイク |
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軽自動車のスーパーハイトワゴン・ジャンルはホンダがN-BOXを投入して以来、激戦区となっています。
投入以前はダイハツがタントで優位性を保っていましたが、小さな子供がいる家族から若年層男性まで取り込むN-BOXシリーズがスーパーハイトワゴンのシェアを奪う現状の中、新たにレジャー・ビークルとしての性質を強めたウェイクを市場に投入してきました。
こちらのページでは両車のデザイン性、ユーティリティ性、安全性について徹底比較を行います。
ツートーンを選ぶとイメージが変わるN-BOX!
N-BOXのツートーンカラー | ウェイクのツートーンカラー |
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塗装の専門職が専用工程で1台ずつ手塗りする。 全長:3395mm 全幅:1475mm 全高:1780mm |
他にボディカラー2色から選べ、全部で3パターン。 全長:3395mm 全幅:1475mm 全高:1835mm |
軽自動車のスーパーハイトワゴンはボディサイズの規格をギリギリまで利用するので、どうしてもセミボンネットを持つスクエアな箱型となってしまい、エクステリアで差異化をつけるのが難しくなってきます。
両車のエクステリアを見るとフロントのAピラーを2重にして運転者の視界を確保、エンジン収納部のボンネットを極端に短くし、側面を垂直にして車内空間を拡大、わずかに側面のシックスウインドウ(最後部の窓)の形状を変えていますが、多くの共通点があります。
ただし、エクステリアはボディカラーによって大きく印象を変えます。
ウェイクのイメージカラーはダイハツが最近、好んで使っているトニコオレンジメタリック(商用車のハイゼットカーゴにも使われているボディカラー)ですが、これ以外にもフェイタスイエロー、オフビートカーキメタリックなど、いかにもレジャー・ビークルらしい派手な色調が用意されています。
N-BOXのイメージカラーはプレミアムホワイト・パールUを基調としており、それ以外のボディカラーもアイボリーやシルバーなど落ち着いた色調となっていますが、ツートーンカラースタイルを選ぶと小さな子供がいる家族向けという印象が大きく変わり、独身若年層が好みそうなポップなイメージとなります。
中でもピンクのボディにブラウンのルーフは女性に人気のツートーンとなっています。
レジャー用ユーティリティ性能が高いウェイクの車内!
N-BOXの車内 | ウェイクの車内 |
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乗員の快適性を重視している。 車内長:2180mm 車内幅:1350mm 車内高:1400mm |
レジャーの使い勝手を優先。 車内長:2215mm 車内幅:1345mm 車内高:1455mm |
両車のエクステリアには共通点が多くありますが、大きく異なっている点が車高です。スーパーハイトワゴンは全高1.7mを超す車種を表しますが、ウェイクは軽自動車で初めて全高1.8m超、1835mmのボディを持つ車種となりました。
この車高がどれくらい高いか、というと、ホンダのステップワゴンの全高が1815mmなのでこれより高く、トヨタのヴォクシーが1850mmなのでわずかに低い、というほどの車高です。
この車高は当然、室内空間にも影響しており、車内長2215mm、車内幅1345mmはN-BOXと似通った数値となっていますが、車内高に関してはN-BOXの1400mmに対して1455mmと大きな差をつけています。
ウェイクはこの車高を活かし、さまざまな収納用オプションを販売、そのひとつのカーゴルーム用ラゲージボードを使うとカーゴルームを三段にして利用でき、アウトドアのレジャー用品を効率よく積載することが可能です。
N-BOXの車内はユーティリティ性能よりも乗員の快適性が優先されています。
紫外線と赤外線をカットするガラスは多くの車種に採用されていますが、N-BOXはフロントだけでなくサイドからリアウインドウまですべてに採用、これは世界の自動車で初めてのこととなります。
またフルオートエアコンにはプラズマクラスター技術を搭載、イオンを放出して空気の浄化や脱臭を図るとともに女性や子供の肌にツヤやキメの細かさを生み出す美肌効果が期待できます。
フルオートエアコンにはアレルフリーの高性能脱臭フィルターが装着されているのでアレルギー性疾患を引き起こすアレルゲンもシャットアウトします。
両車についている電子制御の走行安全機能!
N-BOXの安全装備 | ウェイクの安全装備 |
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エアバッグはオプションで後部側面衝突対応タイプも選べる。 | 助手席と運転席の側面衝突にも対応するエアバッグが標準装備。 |
軽スーパーハイトワゴンは車高がミニバン並なのに車幅は軽自動車規格の1475mmで、全長も短く3395mm、タイヤ経も14〜15インチしかありません。
さらに車内空間を広く取るためにボディ側面を垂直に近い状態でデザインしているので、横風の影響を受けやすく、またカーブでも重心位置が高いことから安定性に欠けます。
各社とも、このスーパーハイトワゴンのデメリットを解消するために搭載しているのが電子制御で車両を安定させるシステムです。
車高1.8mを超すウェイクに搭載されているのはVSC&TRC(Vehicle Stability Control&Traction Control)で、滑りやすい路面でのコーナリングで横滑りが発生した時、ブレーキとエンジンの出力を自動的にコントロール、車両の安定性を確保します。
また発進や加速の際はタイヤの空転を防ぎ、安全で確実な走行性を実現させます。
N-BOXにもウェイクと同じ走行安全機能が備わっており、VSA(Vehicle Stability Assist)と呼ばれています。
電子制御の動力配分システム(EBD)とトラクションコントロールシステム(TCS)に加え、4輪駆動とロックブレーキ(ABS)を組み合わせて突発的なハンドル操作による車の挙動の乱れを修正します。
まとめ
N-BOXはスーパーハイトワゴンの魅力をすべて備えている軽自動車だけに、小さな子供のいる家庭から独身若年層まで取り込むことのできる車種です。
一方、ウェイクは明らかにレジャーを主要目的とする購買層に訴求しています。実用性よりも趣味性を大切にする人であれば、ウェイクがお勧めです。
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