欲しい軽自動車を絞ったら、複数店周ってみる
軽自動車の価格はメーカー出荷時に定価が設定されていますが、ディーラーで購入する際、値引き交渉するのが常識となっています。
交渉次第で値引き幅が上下するということは、ディーラーによって価格が変わる可能性が十分にあるということでもあります。
少しでも安く軽自動車を購入するためには、1店舗だけで値引き交渉するのではなく、複数の店舗を回って値引き幅の確認をお勧めします。
同メーカーの系列ディーラーを複数周って値引き幅が大差ない場合は、購入対象となる車種のライバル車のディーラーも周ってみるのもひとつの方法です。
複数店周ることの重要性!
軽自動車を購入する際、1つのお店で購入を決めてしまうのは、ほとんどの場合高く買ってしまうので損をします!
お金持ちの人はいいですが、私のようなド庶民の人は安く買いたいですもんね!
必ず2,3件周るのが、安く軽自動車を購入する秘訣です!2,3件周るとそのお店で担当のセールスマンから名刺をもらうと思うので、後々電話で値引き交渉もしやすくなります。
欲しい車種を置いてあるお店をインターネットで探して、実際にお店に出向きます。試乗させてもらえるところもあるでしょう!
他のお店に行けば、同じ車種でも違うカラーや違うグレードに出会えます。他のお店で気に入った車があれば、その都度見積もりをとってもらえます。
ここまでくれば、自分の欲しい車種・車体カラーも決定して、グレードも決定していることかと思います。
欲しい軽自動車が決定すれば、もう終盤戦です!次からは、できるだけ安くお得に購入できるように値引き交渉していきます!
OEMの車種も視野に入れてディーラーを回る!
都市圏では欲しい車種のディーラーが都内や県内(もちろん府内でも道内でも)に複数店舗ありますが、地方へ行くとディーラーの数が少なくなり、複数件回るのに手間と時間がかかる場合があります。
そんな時は欲しい車種のOEMやライバル関係にある車種も購入候補に入れると複数店舗を回ることが可能になりますし、またディーラー同士の競合を実現できます。
ダイハツとスズキはOEM供給を多く行っており、ニッサンと三菱は共同開発の軽自動車を販売しています。
たとえばダイハツの主力車種となるウェイクはトヨタでピクシスメガというネーミングで販売されていますし、ピクシススペースはムーブコンテのOEMとなります。
またスバルのステラはムーヴ、プレオプラスはミラ イースのOEMです。これにそれぞれのライバル車を加えると来訪できる店舗数は格段に増えます。
メーカーにとってOEM車は開発費をかけずに販売できるのでリスクは少ないのですが、その分、1台当たりの利益も少なくなるので営業に積極的ではありませんが、ディーラーの販売成績は純利益と並んで台数も大きな目標となるので、月末や決算期であれば値引き幅が競合ディーラー以上になることは十分に予想されます。
とくにトヨタの場合、軽自動車は純利益よりも台数を優先する上にディーラー数も多いので、来訪する店舗に加えることをお勧めします。
唯一、OEMもバッジエンジニアリングも行っていないのがホンダです。N BOXシリーズがどうしても欲しい、という人はディーラーの言い値になるしかありません。
とりあえずライバル車の見積もりを取って、営業マンとの交渉に臨んでください。
人気車種は同タイプを選んで別メーカーのディーラーを周る!
欲しい軽自動車が人気車種の場合、同メーカー系列のディーラーを複数周っても値引き幅が少なく、ほとんど変化がないことがあります。その顕著な例がホンダです。
N-BOXはホンダが満を持して登場させた車種だけに発売と同時に軽自動車販売台数で第1位を獲得、依然として高い人気を維持していることに加え、ホンダは独自性のブランド力を高めるという理由から、車両本体価格の値引き幅を極端に抑えています。
したがって、どのホンダ・ディーラーを周っても大きな値引き幅が期待できません。ユーザー側の対抗策としては、ディーラーが独自に価格設定できるディーラー・オプションをサービスにつけるという方法もありますが、ディーラー側の事情(販売台数が期末までに足りない、セールスマンが目標に到達しないなど)によるタイミングと合致しない場合はやはり難しいといえます。
どうしてもN-BOX(または特定の人気車種)が欲しい場合は値引き幅が少なくても購入した方が後悔することはありませんが、同タイプ別車種でも納得できるのであれば、N-BOXのライバル的存在であるスズキやダイハツのスーパーハイトワゴン、スペーシアやタントを競合車種として選び、それぞれのディーラーを周ってみるのも値引き幅を大きくする方法のひとつです。
スズキやダイハツはそれまで軽自動車業界の双璧だっただけに、ホンダの躍進に対して警戒を覚えているので、N-BOXとの比較検討を行っているということだけでもディーラー側が値引き幅を大きくする理由付けになります。
ただし、スズキやダイハツでもホンダと同じく、極端に値引き幅の少ない車種があります。
スズキの場合はアルトのターボRS、ダイハツであればコペンで、これらの車種はユーザーがスポーツカー好みと限られていること、製造コストが高いことなどから、ホンダのS660同様、たとえ競合車との比較検討を行っているとディーラーに伝えたところで値引きは期待できないと思っていた方が無難です。
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最近の軽自動車は車体価格が普通車並みに高くなっていますので、保証付きの優良中古車を選ぶ方が増えています。
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軽自動車を最も高く売るためには、複数の買取業者に見積もりをとって買取価格を比較することが大切です!
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