軽自動車の値引き額が小さい理由
軽自動車というのは、普通車に比べると値引き幅が小さい。その理由の1つに車体価格の安さです。
普通車であれば、200万円を越えるような車もたくさんありますが、軽自動車の場合、どんなにオプションをつけても200万はまず超えません。せいぜい170万円くらいでしょう。SUVや商用車は別ですが...。
例えば、200万円の普通車を10%値引きしたとして、20万円の値引きになりますが、120万円の軽自動車を10%値引きをしたとして、12万円の値引き額です。
車体価格が安い方が、値引き額が小さくなります。
もう1つの理由は製造コストの高さです。
最近の軽自動車は装備も充実してきて、製造コストが年々、右肩上がりに上がっていっています。
しかし製造コストが高くなっていても、軽自動車業界は競争がとても激しいので、なかなか値上げすることはできません。すると、値引きにも慎重になってきます。
以上が、軽自動車の値引き額が小さい理由になります。ちなみに値引き額は、車体価格の10%できればいい方です。
トップセールス車の人気が落ち着いた頃が狙い目!
軽自動車は製造コストが高い割に車両本体価格が安いので利益率の低い商品ですが、大量に売れれば純利益総額が上がる、つまり薄利多売向きの商品といえます。
したがって軽自動車でも人気車種ですでに大量に販売された車種であれば値引き交渉にも期待がもてる、ということになります。
どうしても欲しい1台、というのがあれば別ですが、少しでも値引きができて安い車種を購入したい場合、フルモデルチェンジでベストセラーになり、人気も落ち着いてきた車種を狙うのがひとつの方法です。
たとえばダイハツのタントカスタムは2013年に3代目がフルモデルチェンジされ、好調な販売成績を収めていたので発売当初は値引き対象外の車種とされていましたが、2015年の段階では車両本体価格のおよそ10%、15万円前後まで値引きが可能となっています。
またカスタム系は基本車両からラジエターグリルやエアロパーツを取り付けた改造モデルであり、製造コストも安くあがるので高額商品でありながら値引きしやすい車種となっています。
同じコンポーネントを流用していてもエンジンの性能がまったく異なる車種、ダイハツのミラ イースやスズキのアルトRSの場合、製造コストがエンジンの開発にかかっているので、カスタム系のような値引き交渉は不可能となります。
車両本体価格の5〜6%が目安でそれ以上の交渉はかなり難航すると想定しておいた方が無難です。
またコペンやS660といったオリジナルのコンポーネントしか使用していない車種の値引きも期待薄と考えておく方が賢明です。
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最近の軽自動車は車体価格が普通車並みに高くなっていますので、保証付きの優良中古車を選ぶ方が増えています。
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