4月〜6月の軽自動車値引き交渉
自動車業界には値引きをしやすい時期とそうでない時期があります。
4,5月は3月の総決算が終わったばかりなのでそれほど値引きが拡大する時期ではありませんが、ボーナス時期である6月や7月は比較的商談のしやすい環境にありますので、4月と5月を活用して交渉を進め、6月のボーナス時期に契約目標を設定して値引き交渉をしていくとよいでしょう。
4,5月の間で購入する車を検討しながら営業マンと親しくなり、6月のボーナス時期で販売店ができる値引き幅が拡大してから、一気に値引きしてもらい購入するという作戦です。
なおかつ月の月末を契約日とすれば、月末効果によりさらに値引きを引き出すことも可能です。
値引きを成功させるポイントはじっくりと!
4〜6月の値引きのポイントとしてはディーラーの場合、人当たりのよい営業マンを選び、まず自分の顔を覚えてもらうことからはじめます。
ひと月で顔を覚えてもらうことも可能ですが、親近感を湧かせるために何度か足を運ぶようにすればベストです。
車は高い買い物ですから営業マンも1回や2回の訪問で購入してもらえるとは思っていませんので、何度会って話をしても大丈夫です。
ひと月に1〜2回程度3ヶ月に渡って電話や直接会って話をしながら交渉を進めていくようなイメージです。
4,5月の間は他社のライバル車なんかも比較検討してよいので、自分はこの車のこういうところが良いと思っているや、こういうところで悩んでいるなど正直にお話をすると、営業マンも真摯に対応してくれることでしょう。
4月にやるべきこと
4月は下見のイメージで行き、あくまでも即決をするような回答をしてはいけません。この初回の訪問で自分に合う営業マンかどうか見極めておき、以後担当者にしてしまいましょう。
通常、初回の電話や訪問で対応してくれた営業マンがそのまま担当になるケースが多いですが、合わなければ店長に相談して変えてもらったり、系列の他店に行くこともよいでしょう。
そして、4月の2回目の訪問でカタログを貰います。この時もしっかりと担当営業マンを指名し直接話をして帰ることが重要です。訪問する前に電話かメールで確認しておくとよいでしょう。
あくまでも買う車種を決定しているのではなく、いろいろな車を見て回って検討しているところと伝えておくとよいでしょう。
5月にやるべきこと
5月になり1回目の訪問で「試乗」をしましょう。試乗後は見積もりを貰わずに車に対しての満足感だけを伝えて帰ります。
5月の2回目の訪問では「見積もり」を貰いましょう。このときのポイントとして、予算は無視して自分の欲しいグレードとオプションを目いっぱい付けた見積もりを貰うことです。
そうすれば、自宅に帰ってからゆっくりと予算と相談しながらグレードやオプションの選択もしやすくなります。
6月にやるべきこと
いよいよ車の購入月に入りました。6月の1回目で再度試乗して価格交渉をしましょう。
その時は前回の見積書を持参することを忘れてはいけません。そして、この時に初めて自分の予算を担当営業マンに伝えましょう。
そして、契約目標である6月末の最終段階で金額のすり合わせをします。
この時に競合他社を比較に出すことも可能ですが、担当営業マンとの人間関係ができていればそのようなことをしなくても話はスムーズに進みます。
6月はボーナス時期といっても決算期(3月)よりは値引きに厳しくなります。
このような場合は、短期で話をまとめるのではなく長期的に作戦を立てしっかりとポイントを詰めていくことが大切です。
多少の手間をとりますが、短期で商談をするよりも遥かに値引き額が大きくなります。慎重すぎず大胆すぎず絶妙なタイミングを探るようにしましょう。
4月〜6月の値引き交渉は営業マンを味方につけることが大切!
決算期であれば1〜2週間の短期決戦でも大きく値引きしてもらうことも可能なのですが、6月のボーナス時期ではいかに営業マンを味方につけるかが重要です。
車は購入後もメンテナンスや車検、アフターサービスなどで、担当の営業マンと何度も顔を合わせる機会があります。
そのため、営業マンとしても対応しにくいお客さんの担当はしたくないものです。当然、担当したくないお客さんの値引きには前向きに応じてくれなくなります。
6月のボーナス時期は決算期よりも値引きが渋い場合が多いので、そういった時期には営業マンがいかに味方になって上司と相談してくれるかが値引き成功のカギを握ります。
担当の営業マンが上司に、
「他車と比較しているお客様で値引きしてくれれば買いますって言ってます。」と伝えるのと、「4月から何度も足を運んでくれているお客様で、予算的にいくら値引きがあれば購入できるとおっしゃっています。」と伝えるのとでは、上司が持つ印象も全然違いますよね。
車の売り買いは商売ですからシビアなものですが、やはりそこは人間同士の付き合いです。
誠意をもって接すれば、値引きにも応じてくれる可能性も高くなるというものです。
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