サービスやオプションをつけてもらう!
軽自動車は車両本体価格そのものがけっして高価ではないので(もちろん安価でもありませんが)、ディーラー側も1台当たりの利益率が低いため、車両本体価格そのものの値引率はけっして高くありません。
しかしディーラー独自の利益となるオプションや整備をサービスとして付帯させることによって、ユーザー側が利益を得られる実質的な値引き方法もあります。
こちらのページではオプションの種類やディーラー・サービスの種類など、実質的値引きに役立つ情報を掲載しているので、契約時の参考にしてください。
サービスやオプションをつけてもらって結果お得!
ディーラーや自動車販売店が、これ以上金額で値引きができないときにつかう手段として、サービスやオプションをつけるという手段があります。
サービスとは、ディーラーや販売店が行うアフターサービスのことで、よくあるのが、オイル交換を数回分無料でしてくれるというものです。他にも点検整備を無料でします。といったものもあります。
これは、メーカーのサービスであったり、販売店独自のサービスであったりしますが、お金をサービスしてもらっていることと同じですので、結局値引きになります。
次にオプションですが、これはメーカーオプションとディーラーオプションの2つがあります。
メーカーオプションは、新車購入時にしか取り付けられない、メーカーによる純正のオプションです。
既にメーカーの方で取り付け終わっていて、車体価格に含まれておりますので、値引きはできません。また購入した後、再度取り付けることはできません。
ディーラーオプションは、各ディーラー独自で設定しているオプションのことで、ディーラーによって専用カタログがあります。購入時、購入後にかかわらず、いつでも取り付けることができます。
またディーラーオプションは、原価が安いわりに価格が高いので、もしサービスで取り付けたとしても、ディーラーの損失は少なくて済みます。
こういった理由から、ディーラーオプションをサービスで取り付けてもらうように交渉します。
ディーラーオプションには、フロアマット・バイザー・小物類など、あらゆるものがありますので、よく吟味して自分の気に入ったものをお願いしてみましょう!
切り出すタイミングは、交渉の最後の最後にちょこっとお願いしてみると、セールスマンもテンションが上がっているせいか、OKしてくれたります。
ディーラーオプションはメーカーによって異なる!
ディーラーオプションはメーカーによって大きく異なります。オプションでもっとも高価な部類に入るのがカーナビ&オーディオですが、ホンダやダイハツがディーラーオプションであることに対してスズキは製造段階から組み込むメーカーオプションを採用しています。
ここでは一例として3メーカーのスーパーハイトワゴン、N-BOXとタント、スペーシアのディーラーオプションを比較検討します。
ホンダのN-BOXはディーラーオプションが豊富で、ナビ&オーディオでは地上デジタル放送やDVD再生にも対応しているベーシックモデルの他に大型8.0インチのハイエンドモデルも用意されています。
またステアリング・ホイールとシフトノブに本皮とピアノブラックをコンビネーションにしたブラック&レザーパッケージもディーラーオプションですが、ホンダはオプションに関してもあまり値引きしないので、じっくりと交渉を行ってください。
ダイハツのタントはナビ&オーディオをメーカーオプションとディーラーオプションの両方から選べる設定になっています。
車両本体価格にナビ&オーディオを加えて乗り出し価格からの値引きを求めるのも方法のひとつですが、ディーラー装着を選ぶ方が値引き交渉はしやすくなるはずです。
またディーラー装着の場合、後席用の天井吊り下げ型10インチワイドLED液晶ディスプレイを後付できることも魅力のひとつです。
スズキのスペーシアはナビ&オーディオに車の状態を俯瞰で見ることができる全方位モニターがついているため、メーカーオプションしか選べず、後付の場合は純正品以外のナビ&オーディオを付けるしかありません。
ただしディーラーオプションとなるアクセサリー類は豊富に揃っており、とくに子供の安全性や子育てママ向きのアイテムがあるので、これらを値引き交渉の一部として行えば実質的な利益を得ることができます。
一例として挙げた3車だけでなく、車種やメーカーによってオプションが異なるので購入対象車とその競合車のディーラーオプションを調べておけば、賢い値引き交渉を実現できます。
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