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マツダ - 軽自動車メーカーの特徴

マツダ

小型車や普通車ではSKYACTIV技術や「魂動〜Soul of Motion〜」の統一デザインで好調な売れ行きを見せるマツダですが、軽自動車部門では販売している車種のすべてがスズキからのOEMとなっています。

マツダは1960年に2+2シーターのR360クーペを販売、革新的な技術と当時としては洗練されたボディデザインの軽自動車として高く評価され、その後も4ドアセダンのキャロルを世に送り出すなど軽自動車部門では人気のあるメーカーでしたが、1990年代の多販売チャンネル化で失敗した以後は軽自動車部門から撤退しました。

スズキの車種を購入する際はネームバリューの低いマツダのOEM車を比較検討すれば、コストパフォーマンスに優れた車を手に入れる可能性が高くなります。

マツダの代表的な軽自動車

キャロル キャロルエコ フレア フレアワゴン
キャロル キャロルエコ フレア フレアワゴン

マツダはスズキのOEMばかりです。OEMについてはこちらを参照→OEMとはなにか?

ですので、マツダの特徴は、OEMばかりという説明しかできません(^^;)

キャロルはスズキ アルトのOEM、キャロルエコはアルトエコのOEM、フレアはアルトエコのOEM、フレアワゴンはパレットのOEMとなっています。

OEM供給を受けていますので、メーカーエンブレム以外はほぼ同じ仕様となっています。

マツダは現在CX-5やアテンザをはじめ、非常に魅力的な車種を次々と発売しています。そのうち軽自動車部門も自社で開発する日が来るかもしれませんね(^^)

OEMのキャリアが長いマツダ!

小型車と普通車の販売成績が好調なマツダはOEM供給を古くから受けているメーカーで、1998年にはすでにスズキから2BOXハッチバックのアルトをOEMとしてキャロルの名前で販売していました。

現在は軽自動車だけでなく、中型トラックのタイタンはいすゞから、小型商用車のボンゴはニッサンからOEM供給を受けており、逆にこれまでも多くの車種をニッサンやスズキに供給しており、OEMに関しては筋金入りのメーカーといえます。

かつてはマツダも軽自動車を製造していました。その代表車種がキャロルです。1962年に登場、水冷4気筒360ccのエンジンをリアに配置し、3BOXセダンのボディフォルムで販売されました。

ロックミュージシャンの矢沢永吉さんが所属していたバンド、キャロルのネーミングはこの軽自動車にメンバーが乗って移動していたことから付けられたのは有名な話です。

キャロルは1989年の2代目になると、早くもスズキと技術提携を行い、エンジンやプラットフォームの供給を受けながらもボディはオリジナルのデザインを採用、その丸型のフォルムは軽自動車の自由な設計を存分に活かした形となって一時、人気車種となりました。

現在のキャロルや他の車種もスズキからのOEMですが、知名度が低いことからスズキの車種ほど売れておらず、中古車市場ではオリジナルモデルよりも安い販売価格で売られています。

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