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日産 - 軽自動車メーカーの特徴

日産

小型車や普通車の販売台数において、国内ではトヨタに次ぐ第2位を維持している日産は軽自動車分野にも積極的に進出しています。

現在は三菱との合弁会社、NMKVの開発によるデイズとそのカスタムモデル、デイズルークスを販売している他、スズキからOEM供給を受けて個性的なスーパーハイトワゴンのモコとキャブオーバー型のNV100クリッパーを販売しています。

日産は2000年代初頭より三菱からのOEMでオッティという軽自動車を販売していましたが、目的はあくまでも軽自動車ユーザーを自社の小型車へ導くことでした。

しかし社会情勢は軽自動車有利の方向を持ったことから本格的に軽自動車生産を視野に入れるようになっており、今後、日産独自の軽自動車開発も予想されています。

ニッサンの代表的な軽自動車

DAYZ(デイズ) DAYZ ROOX モコ NT100クリッパー
DAYZ(デイズ) DAYZ ROOX モコ NT100クリッパー

日産はスズキ・三菱のOEMばかりです。OEMについてはこちらを参照→OEMとはなにか?

ですので、日産の特徴は、OEMばかりという説明しかできません(^^;)

...という風に以前は記載しておりましたが、少々事情が変わりまして、なんと!日産は三菱と合併し、NMKVという会社を立ち上げました!

このNMKVでは日産と三菱の技術と資本を持ち寄って、三菱自動車が製造し日産が販売するという形式をとっています。NMKVで初めて開発されたのがDAYZ(デイズ)です!

DAYZ(デイズ)は日産らしい大柄なメッキフロントグリルと押し出し感の強いボディデザイン。また、上質な室内空間と優れた低燃費性能を実現しています!

販売も好調で、今後が非常に楽しみであります(^^)

しかしこれまで同様OEMモデルの販売も継続していきますので、日産でもさまざまなニーズに答える軽自動車を購入できます!

新しい顧客層を獲得したNMKV!

ニッサンと三菱が共同出資した合弁会社、NMKVは2011年に設立されました。NMKVは「Nissan Mitsubishi Kei Vehicle」の頭文字から付けられたネーミングです。

ニッサンは軽自動車を三菱から、小型車や普通車を三菱へ相互OEMする関係にあります。OEMのメリットは開発費をかけずに完成した車を販売できることですが、その分、利益は少なくなってしまいます。

つまりローリスクローリターンなので、あくまでも商品ラインナップの隙間を埋める存在でしかありません。

しかし三菱は経営不振から軽自動車開発の資金不足になり、新型軽自動車が市場の需要に追いつかなくなり、その状況を打破する目的で合弁会社が作られました。

三菱には軽自動車開発のノウハウや工場ラインを持っているのでニッサンが開発資金を提供、三菱主導で製造することにより、開発に関するハイリスクを回避すると同時に、両社で販売することによってハイリターンを目指しています。

開発に関してはニッサンと三菱の両方から技術陣が集まっています。その結果、従来の軽自動車にはないスタイルのDAYZeKワゴンが生まれました。

軽自動車はどうしてもコストダウンが重要になるので車内装備がチープになりがちですが、共同開発車はコンパクトカーを凌ぐほどの上質な車内空間にまとめられており、それまで軽自動車を敬遠していた高齢者などの新しい顧客層を獲得しています。

共同開発車は今のところ1車種だけですが、販売成績が好調なことから今後も軽自動車の新しいタイプが登場すると予想されます。

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