軽自動車のエコカー減税
〜 免税適用車になると予算は大幅に変わる 〜
軽自動車でも100%免税ならかなりお得に
自動車を購入する際、車両価格だけを予算と考えると著しくオーバーします。車には自動車重量税や自動車税、自動車取得税が車の価格に応じて徴収されるので、必ずこれらの税金も予算に入れておく必要があります。
ただ、環境性能の高い車はこれらの税制が免除されるシステム、エコカー減税がありますので、予算を低く抑えたい人はできるだけエコカー減税が適用されている車を購入した方がいいですね。
軽自動車の場合、軽自動車税だけは免除対象にならず、エコカー減税適用車でもこの軽自動車税7,200円だけは納めなければなりません。
それ以外、自動車取得税と重量税は免除対象になります。軽自動車のエコカー減税の計算式は以下です。※ 普通車とは異なります。
- 自動車取得税は税抜き車両価格の90%に対して3%
- 重量税は1年毎に一律3,800円 ※ 車検の年数に応じて一括納税
たとえばダイハツ・ムーヴの場合、Xグレードはエコカー減税100%対象なので、自動車取得税32,100円、自動車重量税(エコカー減税対象車は一律7,500円)7,500円が免除、合計39,600円安くなります。
同じダイハツでもミラはグレードによってエコカー減税が75%と50%適用車があり、XグレードでもFFは75%適用のため取得税22,100円が5,500円、重量税7,500円が1,800円となり軽減額の合計は22,300円、Xグレードの4WDは50%適用で軽減合計額は16,600円になります。
エコカー減税の計算式は大変ややこしいので、各メーカーがエコカー減税対象車の減税額を一覧にしてご紹介していますので、それを参考にするとよいでしょう!
軽自動車の免税適用は環境配慮と燃費効率で決まる
エコカー減税の基準は、環境配慮と燃費によって決められています。
ひとつは平成17年度排出ガス基準レベルをクリアした車種で、楕円型に☆が表示されたステッカーが貼られている車で、☆4つならば免除対象車となります。
燃費は平成27年度燃費基準達成車が対象で、緑色の楕円形ステッカーがその証です。+20%達成車が免除の対象で、この2つの基準をクリアしている車がエコカー減税100%免除対象になるのです。
現在、販売されている軽自動車のほとんどの車種は、ほとんどがエコカー減税対象車となっていますが、やはりターボを装着したハイパワー車、悪路や雪道に強い4WD車は若干、燃費が悪くなることから減税率が下がります。
ちなみに悪路走行で圧倒的な力を誇るスズキのジムニーはエコカー減税非対象車になっています。
軽自動車は元々の車両価格がけっして高くはないうえ、現在、販売が好調なので新車購入の段階でほとんど値引がありません。エコカー減税は家計に大きな影響を与えるので、購入の際は減税率をしっかり確認するとよいでしょう!
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