軽自動車の小回り(最小回転半径)
軽自動車には色々なメリットがありますが、そのメリットの多くが車体の小ささによってもたらされています。
燃費がよいのは小ささゆえの車両重量の軽さによるものですし、価格の安さも一般車ほどに快適性が追及されない結果です。
もう一つの重要なメリットとして、小回りが利くというものがあますが、これも車体が小さいからこそもたらされるメリットです。
ここでは、軽自動車の車体は果たしてどれくらい小さいのか、どのようなシーンでそれが活きるかなどを検証していきます。
最小回転半径で小回りの利きやすさがわかる!
道路を走っていて、ちょっと道を間違えてUターンしたり、せまい駐車スペースに車を停めるときなんかには、ハンドルをいっぱいに切って曲がることも多くあると思います。
車を運転するときに小回りが効くと、ハンドルを切り返すことなく、楽に曲がることができます。
車の小回りの値を、”最小回転半径”という値で表します。ハンドルをいっぱいに切って、どれだけ小さな半径で回転できるかということです。
軽自動車と普通車の中でも小さなコンパクトカーで比較してみました!
軽自動車 |
最小回転半径 |
コンパクトカー |
最小回転半径 |
ミラ | 4.2m | ヴィッツ | 4.3〜5.5m |
ムーヴ | 4.5m | マーチ | 4.4〜4.8m |
ワゴンR | 4.1m | デミオ | 4.7〜4.9m |
※最小回転半径の〜というのは、グレードによって違うからです。
このような結果になりました。
総合的に見ると、軽自動車の方が小回りが効くということになりますが、コンパクトカーもグレードによってはけっこういい線いきます。
小回りが効くと、特に交通量の多い道路でUターンする場合、とても楽です。ハンドルを切り返したりモタモタしていると、後続車に迷惑がかかりますからね。
結論として、”軽自動車の小回りはトップクラス!”といえるでしょう!
軽自動車は全般的に小回りが利きますが、ランキングしてみました(^^)
小回りが利く(最小回転半径)軽自動車比較人気ランキング! |
日本の土地事情にマッチした車
軽自動車は一般車に比べて車体がかなりコンパクトに設計されており、これは他の国に比べて道幅が狭い日本では大きなメリットになります。
実は「軽自動車」という規格は海外には存在しない日本独自の規格です。軽自動車の規格が制定された昭和24年に比べると、今では道路も整備されて非常に走りやすくなっていますが、それでも土地の狭い日本ならではの細い道は存在します。
例えば、路地裏に入ると対向車とすれ違う際に、スレスレにならなければ通れないほど狭い道はいくらでもあるのです。そのような時、小回りがきく軽自動車であればさまざまな状況に対応することができます。
軽自動車の小回りを一般車と比べた結果を上で書きました。これによって軽自動車が小回りが利くことが分かりますが、軽自動車には様々な種類があります。
もちろん、車種によって小回りは変わってきます。軽自動車のスペックを見たときの「最小回転半径」というのが小回り性能を指すものになりますが、小回りが特によくきくモデルならば最小回転半径が「4.2メートル」となっています。
したがって、4.2メートル前後であれば、まず小回りが要求されているシーンで不自由を感じることはないでしょう。
ちなみに、一般のセダンタイプの乗用車では、最小回転半径は平均で5.5メートルもあります。このことから、数字からから見ても軽自動車の小回り能力は非常に高いことが証明されています。
小回りが利くことは、運転に自信がない女性や、高齢者にも適しているということです。交通量の多い道でUターンをするときに、小回りが利かない車であれば事故の危険が高まります。
また、駐車スペースが狭い駐車場では、小回りが利くと停めやすくなります。小回りが利くことには色々なメリットがあるのです。
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