車検が切れた車の車検を受けるには?
- 執筆者 モータージャーナリスト 金子
- (@car_kaneko)
車検が切れている車でも、車検を受けることができます。
しかし、その場合には注意すべきことがいくつかあります。なぜならば、車検切れの車を運転して公道を走ると、道路交通法違反になるからです。しかも、その罰則はかなり重いものになります。
しかし、車検切れの車と言えども車検を受けるためには公道を走って車検場に行く必要があります。そのためには、どうすればよいのでしょうか。ここでは、車検切れの車を車検に通す際の注意点について解説しているので、注意点を守るために役立てて下さい。
車検が切れた軽自動車が車検を受けるには?
うっかり車検が切れてしまったら!どうしよう...。ってちょっとパニックになってしまいますよね(笑)
えーい行っちゃえ!はだめですよ〜!車検が切れた車で公道を走ると、道路交通法違反ですからね(^^;)
ちなみに罰則は、車検切れ減点6点+自賠責保険切れ減点6点でとなり、合計12点減点の1発90日免停ということになります...。
しかし人間ですから、うっかり車検の期限が切れてしまった!!ということもあります。私もあやうくそうなるところでした(^^;)
では、どうするか?ですが、方法は2つあります。
1つは”仮ナンバーを取得する”ともう1つは車を”車検場まで車を運ぶ”です。
仮ナンバーを取得する。
車検が切れた車を車検に通すには、この方法が一般的です。
右のイラストが仮ナンバーです。たまに走っているのを見かけますね。仮ナンバーは右上から左下に向かって赤い斜線が引いてあります。
車検が切れたしまった車でも、この仮ナンバーをとれば公道を走れます。
仮ナンバーを取得するためには、各市町村の役所に行きます。その際、切れた車検証・免許証・自賠責保険証・印鑑を持っていけば、すぐに発行してくれます。手数料は2000円弱です。
しかし仮ナンバーでずっと走っていいのかというとそうではなく、仮ナンバーは申請日から2,3日しか有効でないので、注意しましょう!
車検場まで車を運ぶ
この方法は、車をトラックに積んで車検場まで運びます。車検切れの車に乗って検査場まで行くという意味ではないので注意してください!車検場の中は公道ではないので、走っても大丈夫です。
業者とかだとこの方法を使うことが多いですが、個人だと費用もかかるので難しいですね(^^;)
適正な車検費用はいくらなのか?複数の車検業者の料金を比較すると安い車検を見つけることができます!
- 1位.EPARK車検
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- 2位.ホリデー車検
- 車検といえばホリデー車検が有名です!ガソリンスタンド車検は整備面で不安な方も多いはずです。きちんと利用者に整備箇所や方法を説明してから実際の整備に入りますので、ホリデー車検は安心かつ車検費用がとてもリーズナブルなコスパのいい車検方法です。
- 3位.カーセンサー 車検
- 車検見積もりサイトは、カーセンサー の車検見積もりサイトが有名です!ガソリンスタンドや車検専門店を中心に住所の近くから検索することができます!
- 参考:車種別車検費用の目安・車検費用の内訳と相場・車検が受けられる期間
車検切れに伴う注意
上記のことから、仮ナンバーを取得して運輸支局に行くところまでは理解してもらえたと思います。しかし、ここで多くの人に知っておいて欲しいことがあります。それは、たとえ車検切れの期間が短い場合にも、任意保険には必ず入っておくということです。
なぜならば、仮ナンバーを借りる際には自賠責のみで借りることができますが、もし自賠責保険だけに加入し、運輸支局に行くまでに交通事故を起こすと、場合によっては莫大な費用を自己負担せざる得ない状況に陥ることもあり得るからです。
住んでいる場所によっては、運輸支局までそれなりの距離があることもあるため、安全のためにも任意保険に加入することをおすすめします。
その他、仮ナンバーを使用した後に返還し忘れる人がいますが、別途料金を請求される場合がある(規約には料金を請求する場合があると書いてありますが、実際に請求された例はあまり聞きません。
「請求する“場合がある”」と書いてある通り、役所の裁量によるところが多いのでしょう)ので注意しましょう。万が一仮ナンバーを紛失した場合は、仮ナンバーを悪用される恐れがあるのですぐに借りた役所に電話をし、指示を仰ぎましょう。
また、上記の通り、仮ナンバーを取得して運輸支局に行くという方法のほか、運輸支局まで積載車(ローダー)で運ぶという方法もあります。
しかし、ローダーの貸し出しは6時間で1万円以上もするのが相場ですし、ローダーをレンタカーとして貸し出している業者が見つからないことも多いです。なにより運転が非常に難しいので一歩間違えば大事故にも繋がりかねません。
以上のことから、車検が切れた場合には仮ナンバーを取得し、車検場に行く間の事故に備えて任意保険に加入した上で車検場に行きましょう。
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