軽自動車の中古車購入のメリット・デメリット
軽自動車を購入する際、新車にするか中古車にするかは大きな悩みどころです。
納得できる買い物をするためにも、まずは軽自動車を中古で購入するメリットとデメリットを正しく把握することから始めましょう。
予算が少なくとも手厚い欲しい方は こちらから 探してもらうとよいでしょう。
軽の中古車を購入するなら大手販売店がおすすめ!
結論からいうと、中古車は新車に比べて安く購入できる点が最大のメリットです。
一方、コンディションが1台1台異なるというデメリットがあるため、良い状態の車をじっくり見きわめて買う必要があります。
しかし、みんながみんな車にくわしいとは限りませんので、もっとも安心なのは信頼のおける有名店で買うことです。中古車業界最大手の ガリバー なら、全車修復歴チェック済み&保証付きですし、ネットで入力するだけですぐに希望条件に合った軽自動車を探してもらえます。
また、少しでも車の購入費用を浮かせるために、現在乗っている車を高く買い取ってもらうことも大切です。安易に下取りに出さず、一括査定サイトを利用して一番高く買い取ってくれる業者を選びましょう。
軽自動車を中古で購入するメリット
まずは、軽自動車の中古車購入のメリットから見ていきましょう。
新車より確実に安い!
中古車購入の一番のメリットは、価格の安さです。
例として、大人気のホンダN-BOXと、ダイハツタントの新車価格と中古車価格を比べてみましょう。
ホンダN-BOXの新車・中古車価格
新車購入価格 | 1,385,640円〜2,006,600円 |
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中古車価格(2017年モデル) | 990,000円〜1,988,000円 |
中古車価格(2011年モデル) | 270,000円〜1,890,000円 |
※中古車価格は価格.com参照(2018年9月時点)
ダイハツタントの新車・中古車価格
新車購入価格 | 1,220,400円〜1,657,800円 |
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中古車価格(2013年モデル) | 280,000円〜1,900,000円 |
中古車価格(2007年モデル) | 10,000円〜4,980,000円 |
※中古車価格は価格.com参照(2018年9月時点)
最新の2017年モデルのN-BOXでも、中古で探せば100万円以下で見つかります。1つ前のモデルであれば、さらに安価です。
希少なモデルなどは、新車よりも高値で売られていることもありますが、基本的には中古のほうがリーズナブルであることは間違いありません。
新車では手が届かないグレードも、中古なら十分購入できる可能性があります。
納車が早い!
新車の場合、発注してから納車まで1〜2ヶ月かかることも普通にありますし、人気車種であれば半年待ちなんてこともザラです。
一方、中古車はすでに現物があるため、点検・整備・名義変更などの手続きが済めばすぐに納車されます。
車検が残っているかどうかにもよりますが、早ければ購入から1週間以内に納車されることもあります。
運転初心者でも精神的にラク!
中古車のいいところは、新車と違って精神的にゆとりをもって運転できることです。
新車ですと「ぶつけたらどうしよう」と心配になりますが、すでにいくらかキズの付いたような中古車なら気楽に乗れますので、とくに免許とりたての方に向いています。
好きなカスタムパーツやオプションが付いている場合がある
軽の中古車の中には、前オーナーによってカスタムされているものも多く見つかります。中古車は1台1台がオリジナルであり、自分好みの車を探す楽しみがある点も魅力です。
また、カーナビやETC車載器などのオプションを希望する場合、最初から付いている車を探すこともできます。
絶版(生産終了)になった前モデルや旧車も手に入る!
中古車市場には、すでに生産が終了しているモデルや、希少な旧車(クラシックカー)なども出回っているため、選択肢が広い点も魅力の1つです。
完全受注生産されていた限定モデルなども、探せば見つかるかもしれません。
軽自動車を中古で購入するデメリット
次に、軽の中古車を購入するデメリットについても知っておきましょう。
コンディションが1台1台違う(当たりはずれがある)
新車と違い、中古車は同じモデルでも状態は千差万別です。前オーナーがどのように乗っていたかによって、コンディションはまったく異なりますし、新車とほぼ変わらない新古車(未使用車)から過走行車・事故車まで、じつにいろいろな状態の車が流通しています。
前オーナーや販売店が正直に情報提供してくれていればいいのですが、中にはメーター改ざんや修復歴の隠ぺいなど、情報を隠している可能性もあります。
このような玉石混交の中から、いい車を選ばなくてはいけないことが、中古車購入で一番大変な点といえるかもしれません。
故障や不具合の心配がある
中古車は、新車に比べると故障や不具合などのトラブルが起きるリスクは高くなります。
とはいえ、きちんと点検・整備をしている販売店で購入した車なら、買ってすぐに壊れるようなことはまずありませんので、やはりしっかりした業者選びが重要です。その上で、一定期間(最低6ヶ月)の保証を付けることをおすすめします。
価格にばらつきがある
中古車には新車のような定価がないため、販売店によって価格がバラバラです。さらに、時期によっても価格が上がったり下がったりします。
逆に考えると、「もっとも安いお店や時期を見きわめれば、お得に購入できる」ということでもあるのですが、素人にはなかなかわかりにくい点がデメリットです。
メーカー保証期間が短い(もしくはない)
新車には、購入後3年間または走行距離60,000kmまでなど、一定期間のメーカー保証が付いていますが、低年式の中古車の場合は残り期間が少ない、もしくはすでに切れている場合が多いと思います。
中古車は新車と比べると、どうしても故障のリスクは高めですので、できれば独自の保証サービスを用意している販売店で購入したほうが安心です。
とくにディーラー系の中古車販売店では、充実したアフターサービスを行なうところが多くみられます。
エコカー減税・グリーン化特例を受けられない
よほど高年式の中古車でない限り、エコカー減税(自動車取得税・自動車重量税の減免)は受けられない場合がほとんどです。
また、軽自動車税に対しては「グリーン化特例」という税制優遇制度がありますが、中古で購入した車は対象外となっています。
販売店の見きわめが必要
新車は、メーカーと特約店契約を結んだディーラーが販売しているため、基本的にはどのお店に行っても同じレベルの接客を受けられます。もちろん、新車の価格にも大差はありません(値引き額は異なることがあります)。
一方、中古車販売店は大手から個人経営の小さなところまでさまざまであり、お店によってサービスも対応もまったく異なります。もちろん、中古車ですから価格もバラバラです。
安心して乗れて、なるべく安い中古車を選ぶなら、まずは良い販売店を見つける必要があります。
最近は少なくなってきていますが、中にはメーターを改ざんしたり、十分な説明なしで状態の悪い車を売りつけたりする悪徳業者もまぎれていますので、注意が必要です。
車にくわしくない方はとくに、できるだけ名の知られた大手の販売店を利用することをおすすめします。
選択肢が多すぎる
これはメリットでもありデメリットでもある部分なのですが、中古車は年式・走行距離・状態・カスタムなど、とにかく種類が豊富すぎて、選ぶのが難しい場合があります。
最近はインターネットを通して全国の在庫からほしい中古車を選べるようになっていますので、選択肢はますます多くなる一方です。
それだけに車選びが楽しい一方で、何を選んでいいのかわからなくなる人も多いと思われます。
売る時の買取価格が安い(リセールバリューが低い)
中古車はワンオーナーのものほど高く売れるため、中古で買った車を売る際の買取価格は、あまり期待できないことが多いです。
よほど希少性の高いモデルでない限り、かなり低い価格で買い取られるか、状態によっては廃車にするしかないこともあります。
軽自動車の中古車購入に向いている人
以上のメリット・デメリットを踏まえますと、軽自動車の中古車購入に向いているのは以下のような人です。
- とにかく安く軽を買いたい人
- 新車にこだわらない人・前モデルがほしい人
- 運転免許をとりたての人・運転が苦手な人・ペーパードライバー
- 納車を急ぐ人
- すでにカスタムされている車がほしい人
- 豊富な選択肢の中から自分好みの1台を選びたい人
中古の軽は、新車に比べて価格が安いのはもちろんですが、旧モデルも含めた幅広い選択肢の中から車を選ぶ楽しみがある点も大きな魅力です。
また、「新車を無事に運転する自信がない」「どうしてもすぐに車が必要」などの事情がある人にも、中古車が向いています。
軽自動車の中古車購入に向いていない人
一方、以下のような人には中古の軽は向いていないかもしれません。
- 最新モデルがほしい人
- 次々に新車を乗り換えたい人
- 汚れ・キズ・臭いなどに神経質な人
カーユーザーの中には、一定のスパンでどんどん新車を乗り換える人もいます。車の価値がまだ高いうちに買取や下取りに出して、そのお金を次の新車購入にあてる、というサイクルを繰り返す人です。
そうした乗り方を楽しみたい人には、当然ではありますが中古車の購入は向いていないでしょう。
また、小さなキズや汚れなどに敏感な人にも、中古車は合わないかもしれません。ただしワンオーナーで、前オーナーが大切に乗っていた車であれば、中古でも妥協できる車が見つかる可能性はあります。
軽自動車の「いい中古車」を安く購入する方法
軽自動車の中古車購入には、メリットもデメリットもありますが、できるだけデメリットをなくしてメリットを多く享受するためのポイントをいくつかご紹介します。
信頼できる中古車販売店で購入する!
数ある選択肢の中から「当たり」の車を選ぶためには、まず優良な販売店を選ぶことが大前提です。ここさえ押さえておけば、中古車選びはほぼ成功といってもいいでしょう。
個人で運営している小さなお店にも、良心的でいいお店はたくさんあるのですが、最初からそれを見抜くのはなかなか難しいものです。その意味では、ガリバーやビッグモーターなどのある程度名前の知られた有名大手のほうが、やはり確実といえます。
販売店に「条件に合った車」を探してもらう!
有名大手の販売店を利用したほうがいい理由の1つに、在庫の多さも挙げられます。
たとえば業界最大手のガリバーは、毎日約500台もの車を入荷しており、豊富な在庫をそろえています。それを、全国の販売店からネットで検索・閲覧できる「ドルフィネット」というシステムを早くから構築している点も特長です。
このように、全国の店舗がネットワークでつながっている販売店であれば、希望条件に合った車が見つかる可能性は飛躍的にアップします。
見に行ったお店に好みの車がなくても、スタッフに「こういう車がほしい」と伝えればすぐに全国の在庫から探してもらえますので、ぜひ相談してみてください。
年式や走行距離にこだわりすぎない!
いい中古車というと、できるだけ新しい年式のものを思い浮かべる方が多いと思いますが、じつはそうとも限りません。
年式が古くても、大切に乗られてきた状態のいい車はいくらでもあります。逆に、高年式の現行モデルであっても、事故を起こして修復歴ありの車もあるのです。
また、走行距離も「少なければいい」というものではありません。年式に対してあまりに走行距離が少ない車は、動かしていなかった時期が長いということですので、むしろエンジンの調子などが良くないこともあります。
一般的に、走行距離が5万kmを超えた時点で価格がいったん下がりますので、ちょうどそれくらいの車もねらい目です。
フルモデルチェンジの後をねらう!
いい中古車を手に入れる1つのタイミングに、フルモデルチェンジ後があります。
とくに人気車種の場合、型落ちになったモデルが中古車市場にどっと流れてきますので、全体的に中古車価格も安くなりますし、状態のいい車も多く見つかるようになります。
もしタイミングが合えば、ぜひねらってみてください。
なるべく試乗してから購入する!
粗悪な中古車をつかまされないためには、できるだけ試乗してから買ったほうが安心です。動かしてみて、はじめて違和感に気づくこともあります。
ほしい車が遠方の店舗にある場合などは難しいですが、近くにある場合は試乗できることも多いはずです。
逆に、意地でも試乗させない業者はあやしいと思ったほうがいいかもしれません。
「現状販売(現状渡し)」に注意する!
中古車を買う人の中には、少しでも安く手に入れるために「整備や保証なしの現状渡し」を希望する人もいます。
また、販売店のほうでも現状渡しを条件に、かなり安い価格で中古車を販売していることがあります。
しかし新車ならともかく、中古車を展示されているまま、整備も保証もなしで購入することはおすすめできません。もし購入直後に故障が起きても、修理代は原則として買主が負担することになります。
多少難ありの車であっても、最低限の整備と保証のあるものを買うようにしましょう。
まとめ
軽自動車を中古で購入するメリットとデメリットをご紹介しました。
中古車は価格が安いだけではなく、納車の早さや選択肢の広さなどさまざまなメリットがあります。
一方、新車と違って1台1台の状態が異なるだけに、「選ぶ目」が求められる点がもっとも大変なところです。
良い中古の軽を手に入れるためには、価格の安さだけにつられず、キズや不具合などをしっかりチェックした上で、最低限の保証が付いた車を選ぶことをおすすめします。
とくに車にくわしくない方は、くわしい方といっしょにお店をまわるか、信頼のおける有名店で購入するようにしましょう。
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最近の軽自動車は車体価格が普通車並みに高くなっていますので、保証付きの優良中古車を選ぶ方が増えています。
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車を購入するお店でそのまま車を「下取り」にだすと、下取り価格を高くする代わりに値引額を下げられますので結局損をします。
軽自動車を最も高く売るためには、複数の買取業者に見積もりをとって買取価格を比較することが大切です!