軽自動車の規格・大きさ
軽自動車のイメージは、小さい自動車、黄色ナンバーの自動車といったことしか知らない人も多いと思います。
こちらのイメージは間違ってはいないのですが、軽自動車の中にはナンバーがついていないと「え?これ軽自動車」と驚いてしまうぐらい大きく感じる車種もあります。
では、具体的に軽自動車の規格・大きさはどのようになっているのでしょうか?詳しく見ていきたいと思います!
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軽自動車の規格・大きさ寸法
排気量660cc以下
全長3.4m以下・幅1.48m以下、高さ2.0m以下
軽自動車の規格は上記のように法律で決められています。この2点わかっていれば、個人レベルではokです。
最近の軽自動車はこの規格いっぱいに設計して、室内を広くしたものが多いです。
人気ランキングで上位の、
N-BOXとか↓
ファミリーに人気のタントとか↓
最近の軽自動車は四角い感じのフォルムのお車種が多いですが、決められた規格の中で室内空間をできるだけ広げようと思うと、どうしても四角い感じのフォルムになってしまいますが、これはこれで軽自動車っぽくていいかなと思います(^^)
他にも軽自動車ではないですが、排気量が660cc以上2000cc以下の車は、小型自動車(コンパクトカー)という分類になり、排気量2001cc以上になると、普通自動車の分類になります。
ちなみに、最近人気のボディサイズ・室内空間ともに大きな軽自動車は、1BOXタイプやスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車になります。
規格サイズ内で進化を遂げる軽自動車
エンジンは燃費もパワーもアップ!
軽自動車の開発競争はライバルメーカーとの間はもちろん、この軽自動車に定められた規格との格闘でもあります。
排気量660cc以内でどれほどのパワーを出せてしかも燃費効率を高められるか、小さなボディサイズの中でどれほどの車内空間を広げられるか、この2つの命題は軽自動車開発において常に最優先され、その結果、軽自動車の性能は飛躍的に高まりました。
エンジン排気量の制限である660ccは、すでに小型車や普通車に比べた時のウィークポイントではありません。
現在、エンジン開発の研究が進んだことから燃費を重視したエンジンはダウンサイジングの方向に向かっており、とくに欧州車は普通車サイズでも排気量1.0Lを下回る車種が目立ってきています。
たとえば全長約3.5m、全幅約1.6mと日本の軽自動車よりも一回り大きいフィアット500は2気筒で875ccのエンジンを搭載、日本では3ナンバー規格となるルノーのルーテシア・ゼンは全長約4.0m、全幅約1.7mもありながら、軽自動車と同じ直列3気筒で排気量0.9Lのエンジンを搭載しています。
軽自動車の燃費効率型はガソリン車の中でトップクラスのJC08モード記録を持ち、パワー型はターボチャージャーを装着して1.0Lエンジンに匹敵するトルクを発生していることを考えれば、660ccという排気量は日本の軽自動車規格の中では十分な性能を発揮できるエンジンに成長しているといえます。
小型車ミニバンと同じ全高のモデルも登場!
車内の空間確保はエンジンの性能向上よりも難しいテーマです。ボディの全長や全幅が決められているので、車内空間はそれ以上拡げることができません。そこで各メーカーは車内の高さを求める方向で開発を進めてきました。
その典型的なモデルがスーパーハイトワゴンです。全高1.7mを超す軽自動車をこのカテゴリーで表しますが、現在、もっとも全高が高いモデルはダイハツのウェイクで1835mm、ほぼ小型車ミニバンと同じ高さにデザインされています。
軽自動車は全幅が小型車ミニバンに比べると狭いので、全高が高くなれば当然、コーナリングの安定性が悪くなりますが、ダイハツはサスペンションの強化、ボディを路面に押さえつける空力性能、低い重心位置などを設計に取り入れ、コーナリングの安定性だけでなく直進安定性まで高めています。
ライバル社のスズキやホンダも車内空間を確保するための独自技術を持っており、全幅以外では小型車のユーティリティ性能に引けを取ることはありません。近距離ドライブを主な目的としているのであれば、軽自動車はとても便利な車なのです。
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最近の軽自動車は車体価格が普通車並みに高くなっていますので、保証付きの優良中古車を選ぶ方が増えています。
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