軽自動車はなぜ「軽」と呼ぶのか?
軽自動車ってみなさん「軽、軽」と呼びますが、なぜ同じ自動車なのに、軽自動車と普通車で分けられているのでしょうか?
実は軽自動車っていうカテゴリは、日本独自のカテゴリなんです!外国で軽自動車って言っても、「What?」って感じなんです(笑)
外国の自動車メーカーにももちろん軽自動車並みの車はたくさんありますが、それはあくまでも普通車扱いです。
では、なぜ日本では軽自動車というカテゴリがつくられているのでしょうか?
軽自動車は実は四輪自動車だけを指すのではない!
年配の方は、軽自動車のことを「軽四輪」とか「軽四」という言い方をすることがありますが、これは軽自動車は法律上、下記のような車両が当てはまるとされています。
軽自動車に該当する車両
- 排気量660cc以下の三輪自動車
- 排気量660cc以下の四輪自動車
- 125cc超250cc以下の二輪車(バイク)
実は軽自動車の意味を厳密にいうと、四輪自動車だけでなく、三輪自動車や二輪車も入ってきてしまうのです。だから年配の方は、あえて「軽四」という言い方をするのです。
しかし、現在三輪自動車なんて走っていませんし、軽自動車といえば排気量660cc以下の四輪自動車のことを指しますので、「軽四」という言い方は死語になりつつあります...。
軽自動車というカテゴリがなぜ作られたのか?
軽自動車は日本独自のカテゴリであると申し上げましたが、道路運送車両法施行規則という法律で決められています。
軽自動車で決められた規格は下記のようなものです。
軽自動車の規格
- 全長3,400mm(3.40m)以下
- 全幅1,480mm(1.48m)以下
- 全高2,000mm(2.00m)以下
- 排気量660cc以下
- 定員 4名以下
- 貨物積載量 350kg以下
上記規格を1つでも超えてしまうと、軽自動車ではなく普通車扱いになってしまうのです。
ボディサイズや規格が普通車よりも小さいので、小さい=軽いということで、軽自動車と呼ばれるようになりました。
さて、軽自動車はもともと日本の細くて狭い道路をスイスイ走るための自動車として、庶民向けに発売されました。
まだ車を所有している人が少ない時代でしたから、ボディサイズや排気量の規格を普通車よりも劣る設定にする代わりに、税金や保険料などの維持費を安く設定しました。
つまり、日本の道路交通事情に最適であり、庶民でも手軽に買える自動車として、軽自動車が生まれたのです!
しかし一家に一台車を所有できるようになった現代においても、維持費の安さという恩恵は現在も引き継がれているので、3台に1台が軽自動車という人気ぶりなのです!
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